2018年07月09日

ベイスターズ雑感 高城と白崎のトレードに思う (20180709)

 いやあ、久しぶりに野球の報道を見て声が出てしまいました。高城、白崎とバファローズ、赤間謙投手、伊藤光捕手のトレード、心底驚かされました。

日刊スポーツ 『 DeNAとオリックス 2対2トレードの狙いとは

 一ファンにその真意、意図の全てが分かるわけなどありませんので、以下は完全に推測、私感となります念のため。

 特に高城ですね。これだけ一軍の先発でマスクを被っている選手を放出するというのが最大の驚き。そしてもう一つの驚きは『相手もまた捕手である』というところです。

 GMや編成担当がチームを俯瞰でとらえてきた結果、現在の、ほぼ同じ立ち位置にいる三捕手の同時並走という状況は今シーズンの最終的な勝利を目指すという点においても、将来的な捕手状況をイメージするにおいても好ましくない(物足りない)という事でしょうか。

 野球にも通じるか分かりませんが、同じようなレベルの者がたとえば3人、小さな組織の中で肩を並べているという状況は、技術者としての向上、成長にとって『環境としての力、エネルギー、たとえば植物における土壌力のようなもの』が不足しがちである。それは言えるかもしれません。自らの頭を押さえつける重り、行く手を遮る壁、そういったものを越えようとする、あるいは破壊しようとする時にこそ生まれるエネルギーというのは確かに存在している。これまでの技術者経験を振り返ってそう思います。

 ですから主力3捕手のうち、高城の必要度が大きく劣っていたという事ではないのだろうと思います。そうした存在をチームの中に作る、それもこうしたシーズン中の緊急トレードという手段を用いる。それには当然、誰かを放出しなくてはなりません。伊藤ほどの捕手を出す相手事情を考えた時、また相手からの希望、意向もあったのかもしれませんが、結果的に高城が選ばれることになった。個人的にはそう推測しています。

 同時に残留する戸柱、嶺井にしても、決して『勝つための捕手失格』と判断されたわけではないでしょう。それどころか、伊藤は(結果的に)彼らの成長をうながすための強力なカンフル剤の役割もまた、担っている様な気がします。「この壁を越えてみろ」そう言われていると思って、より大きな存在へ成長していって欲しいと願います。


 で、伊藤ですが、今シーズン、チームがより強力になるためにも、また上述させていただいた若手捕手の壁となる意味でも、実績的に十分な選手ですよね。ベストナイン、GG受賞経験あり、通算のOPSが.613と、経験、実績において現在の主力二人は足元にも呼びません。

 無論、『噛ませ犬』的な存在で終わるのではなく嶺井や戸柱を圧倒する活躍を期待していますし、そうなればベイスターズもより『楽な戦い方』が出来るようになるでしょう。思う存分、ベイスターズで大暴れしてもらいたいところです。それに、それくらいでなければ嶺井や戸柱に対する刺激もきっと足らないでしょう(本気でそう思います)


 一方の高城は複数トレードとはいえそれだけの実績がある、同ポジションの選手と交換になったのですから、バファローズで是非、その期待に応えてもらいたいところです。

 私は基本的にベイスターズのファンであり、チームを離れた選手にはその後あまり興味を抱かなくなるのが通例です。でも、彼にはなんだか特別な思いを抱いてしまうのです。ベンチでメモを取る姿、山口とのヒロイン、日本シリーズでの活躍。思い出すと、なんだか泣けてきちゃいますねえ。

 こういう感じになったのは……、たぶん藤田の時以来じゃないでしょうか。あの時はその放出を心底勿体なく感じ、また憤慨し、このブログで散々書かせていただいたものです(タグかタイトルで『藤田』を検索していただけばおそらく表示されると思います)

 で、ほら、その藤田がその後、どういう選手になっていったかは皆さんご存知の通り。ですから、きっと高城もあちらで大活躍してくれるのではないでしょうか。


 白崎については、とうとう時間切れが来てしまったか。正直そう感じます。

 その打撃、守備力、いずれにも大きな期待を抱かせる。そんな選手でしたが、ベイスターズではとうとうチャンスをつかみ切ることが出来ませんでした。サードは宮崎というリーグ屈指の選手がおりますし、ショートも大和の加入により一段と競争が激化しています。打撃においてもソトや中川、佐野といったところの加入により、立ち位置がどんどん小さくなっていってしまいました。入団当時からその将来を期待していた選手だけに、本当に残念でなりません。


 しかし彼もまた、土壌が変われば一気にその実力を発揮する力を秘めた選手の様に思います。バファローズの現状をあれこれ調べてみると、おそらくベイスターズに留まっているよりはチャンスは多くもらえるのではないでしょうか。はじめはソロムランでもなんでも良いじゃないですか。とにかく目立って、やがてバファローズになくてはならない選手になっていってもらいたいと願います。


 今シーズンは(どちらかというとベイスターズ側の状況により)難しいかもしれませんが、遅くとも来シーズンの交流戦でベイスターズとバファローズは対戦します。その時、二人にはなんとしても一軍にいて欲しいものです。ルールが変わらなければ、来年のこのカードは横浜での開催となりますよね。なので、どうぞ遠慮はいりません。我々ベイスターズファンが、ベイスターズの選手達が呆気にとられるような、大きく成長した姿を見せてもらいたいところです。その時ははい、勿論、心の底から拍手を送らせていただきます。一ファンとして、その日を楽しみにしています。


 最後に赤間ですね。右のリリーバーとしての獲得との事。ふふふ、連投祭り絶賛開催中のベイスターズへようこそいらっしゃいました(揉み手10回)

 冗談にならないほどリリーフの負担が大きいベイスターズです。おそらくチャンスは大いに、そしてたくさんあると思います。是非それを掴み取ってベイスターズを助けてやってほしいと願います。




posted by omune at 20:00| 東京 ☀| Comment(2) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする