2011年07月23日

小説もどき『 戦いと癒し 』  By omune

 その夜、ぬるめの湯に肩までつかり、大宗はすっかりくつろいでいた。ここ二週間の懸案だった大仕事の仕上げがようやく終わった。経済状況の厳しい昨今、この仕事で僅かでも会社の懐を潤せただろうか。力になれたと思いたい。

「……あがるとするか」

 あれこれ考えていても仕方がない。全力を尽くしたことは己が最もよく知っているし、なによりクライアントも喜んでくれている。今はそれで十分だ。

 洗濯したてのバスタオルで髪を拭く。柔軟剤の香りが鼻をくすぐる。
「やっぱ、レノアよりフレアだな」
 香りは前者がよく残る。しかし、後者のそれが彼には何故か心地良かった。木漏れ日の香りは決して強すぎず、しかし夏の汗にも負けずに自分の周囲を包んでくれる。

 ようやく汗が治まってきたところで、大宗は籠のTシャツに手を伸ばした。窓を開けておいたから、もう自室の空気も入れ替わっていることだろう。ノブに手をかけ照明をつけると、住み慣れた部屋が彼を優しく迎えてくれる……、はずだった。

「……え!?」
 暫し扉口で足を止める。
「おかしい。そんな……、馬鹿な」
 何かが違っていた。今朝、仕事に出かける時に見た部屋の様子と、いま目前にある光景は何かが、確かに異なっている。
「どこだ? 何が変わったんだ?」
 今朝、部屋には鍵をかけて仕事に向かった。毎日の習慣になっていて、忘れる事などあるわけもない。それを先刻帰宅して自分で開けた。夏休みに入った娘たちが、退屈をもてあまし入ってきたのか? いや、あの破壊魔たちが封印を破ったのなら、とてもこんな状況では済まないはずだ。頭のなかを様々な推測が飛び交っていく。そして大宗はついに、違和感の正体を突き止めた。

「これだ! やっと分かったぞ! そうか、そうだったのか!」








(・へ・;;) うーむ……

 これが今朝

群れる鉢植02c.jpg

 そしてこれが帰宅後……

群れる鉢植01.jpg

 ∑(・o・;) アッ!
「増えてる! 増えてるよ!!」

「いやあ……」
「もう……、増やすまいと……、思ってたんだけどなあ」





オイオイ 大宗(;゚△゚)ツ☆(゚ ー゚)ン?

オリャー!(ノ-o-)ノ ⌒┫  キャー(/o\)  お父さんやめてー!


 うああああ、いやほんと申し訳ありません。というわけで、また買ってきてしまいました。でも、本当にもう打ち止めにします。いや、その……。少し森っぽくしたくって。

ハイビスカス01.jpg  コーヒーの木01.jpg

 左がハイビスカス、右がコーヒーの木です。私の部屋の環境だとちょっと可哀想な気もしますが……。でも大切に育てていきたいです。こうして私に買われたのも何かの縁でしょうしね。

 実はこの二株はいつものホームセンターで購入したのではありません。鉢はそうなのですけれどね。植わっている彼らは駅近くのダイソー出身でございます。ですから株そのものの値段は税込み105円で、ホームセンターの1/2から1/3です。

 にしても、100均もやりますなあ。陳列も綺麗、清潔でしたし、陳列種の栽培方法一覧を無料で配布していたり、感心しました。特に栽培方法は、どの種類にしようかと店頭で迷っている時とても助かりますね。さあ、可哀想なめにあわせないように頑張ろう!
posted by omune at 02:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作、制作 | 更新情報をチェックする
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