2011年07月28日

ファンストーリー 小説の1

 ファンストーリー、今回は初めて夢中になった小説です。児童文学と言った方が良いでしょうか。

 こちらの作品です。

冒険者たち02.jpg

 『 冒険者たち  ガンバと十五ひきの仲間 』です。有名な作品ですので、皆さんご存知かも。これが親から初めて買い与えられた長編小説で、後にアニメ『 ガンバの冒険 』の原作になった作品です。主人公ガンバが船乗りネズミ達と出会い、イタチの親分、ノロイとの対決のため島へと向かう物語を、夏休みに夢中で読みふけったものです。

 親からこの本を渡された時の印象は「厚い! 重い!」というものでした。これの新書版、子どもには
過ぎるくらいの重量級だったんです。それに圧倒されて、読み切る自信のないままページを開いたのですが、結局一回目は数日で読了したのではなかったかと記憶しています。で、そのまま二回目に突入。
 それほどまでに、私にとっては心躍る、刺激的な物語でした。挿し絵もアニメとは違いリアルでして、擬人化されてはいるものの、ネズミはネズミですし、オオミズナギドリはオオミズナギドリ、イタチはイタチなんです。ですからなんというんでしょうか、一例を挙げれば海に漂う血の臭い、鳥達の羽音、ネズミの(イタチに比べての)あまりの貧弱さ、死の恐怖などがリアルに伝わってくる気がして、ますます物語に引き込まれていきました。

 ここから、『 グリックの冒険 』へと進んだあの頃の経験が、後のファンタジー好きの下地となっていったのかもしれません。

 で、絵の話ですが、私にとってのガンバは、やはりあの夏に読んだ小説版のガンバなんですね。ですから、アニメ版には一見して拒否反応を起こしてしまいました。アニメも素晴らしい仕上がりだったと言う話は聞きましたし、その結果として人気も出ましたが、私は一、二回しかしっかり見たことはありません。アニメがどうこうというのではなく、この本はそれほどまでに私にとって大きな存在だったということです。


 この作品は文庫本にもなっているようで、アマゾンでも楽天ブックスでも、新書版共々に販売されているようです。でも、どうせ読むなら、またはお子様にお贈りになるなら、ぜひ新書版がお勧めです。少し値が張りますが、あの重厚さと迫力がなんともいいんですよ。

 因みに休み明けに担任の先生にこの物語の話をしたら、なんと映画の『 冒険者たち 』と勘違いされてしまい、話が合わなくて傷ついたのを覚えています。ネズミの冒険者たちですって言えば良かったのにねえ (^^;



 このブログのネタとして、よく発掘シリーズを書かせていただいております。ああいったかなり以前の本やコミック、CDやゲームなどが実家にはたくさん残っているのですが、あれほど気に入っていた『 冒険者たち 』は何故か残っていないんです。これまでご紹介させていただいた品よりも、はるかに古いですからね。誰かにあげてしまったか、古本で出してしまったのかもしれません。ひょっとしてひょっとしたら、物置の奥に眠っているのかもしれませんが、探す気力はないしなあ。気が向いたら近日中に購入をして、久しぶりに熟読してみようかと思っております。

 あ、最後にウィキの掲載ページだけご紹介させてください。詳しい解説はこちら、ということで。この物語、実際の島をモデルにしていると聞いたことがあったのですが、どこだったかなあと調べさせていただきました。ウィキのおかげで思い出しました、東京のあそこだったのですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%92%E9%99%BA%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1_%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%81%A815%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%AE%E4%BB%B2%E9%96%93
posted by omune at 03:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑誌、書籍、コミック | 更新情報をチェックする
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