2015 12/29 追記――
今後についてですが、2016年にもできれば(書ければ)新作を掲載させていただこうと考えるに至りました(詳細は割愛。なお、おそらくはフォルテア関連)それと並行して、まだ出していない過去作品をアップさせていただくかもしれません(こちらは状況が許せばになります)その節はまた、よろしくお付き合い下さいましたら幸いです。
2016 4/14 追記――
先日『リル』をざざっと読み返してみたのですが、正直かなりへこみました。我ながらひどく文章が乱れてますね。いずれ新作を書き始めたら、並行してこちらにも手を加えたい。そんな無謀な欲求が膨らんできた次第です。
☆ フォルテア幻想記 ☆
オリジナルの剣と魔法の世界、フォルテア大陸を舞台にしたファンタジー小説です。一言で言えば昭和風ファンタジーという事になりますでしょうか。そういうのがお好きな方、あるいは耐性のある方にお読みいただけましたら幸いです。
作品ナンバー01 『 死にたがりのリル 』
魔術の発動に用いられる魔結晶。そんな特殊な石を作りだす職人を志したリルは、思うように進まない修行生活ですっかり自信と意欲を失っていた。すべてが嫌になり実家へと逃げ帰る旅の途中で、彼はある女性魔術師に危ないところを救われる。魔結晶を作る者と使う者。そんな二人の出会いはやがて、それぞれの人生に大きな転機をもたらす事となる。
☆ アトリエ・カルヴァドス関連作品 ☆
1990年代終わりに秋風館、アトリエ・カルヴァドスなる同人集団で書かせていただいた小説群です。当時の作品はほとんどが剣と魔法もので、アルドラウムというシェアワールドを舞台にしております。
アトリエ・カルヴァドスについてはこちらにちょろっと書いております。
作品ナンバー01 『 素顔のシェラ 』
隊商を危険から守ることで報酬を得る護衛者。ヴォルグもまた、そんな護衛者の一人である。ガイゼル北部のベルダという街で、彼は一人の女性に出会った。
その名はシェラ。十年前の戦で幸福な暮らしを失った彼女は、それ以来帝国各地を旅して回っているという。酒場の給仕をしながら土地土地の料理を覚え、いつか生家の宿屋を再建するのだと、彼女は眼を輝かせて語ってくれた。
愛らしい彼女の言動に、段々と惹かれていくヴォルグ。だがやがて、彼は思いもしなかったその素顔を知ることになる。そして……。
予告編はこちらです
作品ナンバー02 『 朧影 』―英雄伝承― 天冥の章
滅びに瀕す町に残された人々。
慕う者、苦しむ者、尊ぶ者、憂う者、そして……、愛する者。
彼らは皆、その男を見つめていた。
後に「英雄」と呼ばれることになる、一人の男を見つめていた。
予告編はこちらです
作品ナンバー03 『 そのときは笑って 』
「あなたの情けなさには、つくづくがっかりしちゃったわ。そんなことで、よく独りでやってこれたわね」
「もう止せよ!」
自戒の堰が崩れ落ち、ヴォルグはついに声を荒げた。だが、そっと頬を撫でた掌が、さらなる怒声を抑えこむ。
「やめて。フィアンナの言うとおりよ」
「え? だけど……」
虚ろな瞳でヴォルグを見上げ、彼女はただ、無言で首を振ってみせるのみだった。
護衛者ヴォルグと相棒シェラの前に現れた女性フィアンナ、その顔を見てシェラは激しく狼狽する。フィアンナとシェラの因縁は? 圧倒的な攻撃にさらされた隊商の運命は? 作品ナンバー01『 素顔のシェラ 』の続編です。
予告編はこちらです
作品ナンバー04 『 てのひらの向こうに 』
「化け物は……、化け物はあんた達の方でしょう?」
ぼんやりと霞む頭に、そんな涙声が響いてくる。焦点を取り戻した視線の先で、彼女は渡した上衣を抱きしめていた。周囲の民家をぐるりと睨めつけ、痣だらけの身体を震わせる。
「平気な顔して叩いたくせに! 平気でお母さんを殺したくせに! サマエルはそんなことしないって、そう言っただけじゃない。本当のこと言っただけじゃない。なのに……、なのに!」
これらの作品共通のファンタジー世界、アルドラウムに降臨した凶血の妖魔。その発端の一部を描いています。想いは想いを呼び絶望が絶望となり還る。その入口の物語です。
作品ナンバー05 『 シアネのように 』
春に北からやってくる、小さな身体の旅行者たち。シアネは、愛と幸福の鳥とされている。その姿を一度でいいから見てみたい。街娘ルファールのそんな願いを叶えるために護衛者ヴォルグと相棒のシェラはいつもと違う旅に出た。そしてその旅がヴォルグの忌まわしき過去を甦らせる事となる。圧倒的に不利な戦いを強いられる彼らは、果たしてルファールを守り抜く事ができるのか――
作品ナンバー01『 素顔のシェラ 』、ナンバー03『 そのときは笑って 』に続く、シェラシリーズ三作目です。書いた当時は作者最高のお気に入り、現在になって読み返すと最高に気恥ずかしいという衝撃の作品です。
スペースお借り致します。
お友達がたくさん出来て、投稿に参加する度ごとに直筆のカード式のファンレターが3~30枚以上届く文芸サークル(投稿雑誌)をやっています。
ネットでのやりとりも楽しいですが、ぬくもりが伝わるアナログでの活動は温かい気持ちになり、楽しさや幸せをより感じられます。
イラスト・詩・漫画・小説・エッセイなどジャンルを問わず何でも掲載しています。
月刊で150ページくらい。全国に約180人の会員さんがいます。
あなたがブログで発表している作品を雑誌に掲載してみませんか?
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これからもブログの運営頑張って下さい。
失礼致しました。
なるほど(苦笑) 投稿作品に対して感想をいただけるというシステムには確かに魅力を感じますが、その感想はどなたがどんな形でお書きになったものなのでしょうか?
月にそれだけの感想を、しかも自主的に書いていただけるかというと、これまでの経験から考えるに正直難しいと考えざるを得ません。この「自主的」という部分が重要なんですよね。だからこそ(お書きいただいた方には何の得もないのに)いただけた感想、ブログコメントは私にとって非常にありがたく、感謝してもしきれないものなのです。
少し考えてみたのですが、それほどの感想量を確保するためのシステムは限られてきそうですね。そして、おそらくは感想書きのノルマの様なものが存在するのではありませんか? それはブロガーとしても駄文書きとしても、私の考え方と相反するものであります。
また、最新号をお送りいただけるとの事ですが、こういう世情においてそのために個人情報を開示する事に(しかもこちらのみ)強い抵抗を感じます。
そんなわけですので、今回は参加をご遠慮させていただきたく存じます。ご勧誘、お疲れさまでした。