1999年07月12日

『 その時は笑って 』予告編

『 そのときは笑って 』予告篇


 皆さん、こんにちわ。大宗清流です。おかげさまをもちまして、このたび『素顔のシェラ』の続編をアップさせていただくことになりました。お届けしようと思っているのは、前作から数カ月後のお話しです。肝心の内容についてですが……。はっ、ま、まずい! 皆様、そのままで暫しお待ちを!

     ■

「はあはあはあ……。お、おかしいな。確かに声がしたんだけど」
「お、シェラじゃないか。そんなに息きらして、なにかあったのか?」
「あったなんてもんじゃないわよ。それよりヴォルグ、この辺で莫迦作者見かけなかった? あいつったら、もうただじゃおかないんだから」
「おいおい、そりゃ穏やかじゃないなあ。で、あいつ、何しでかしたんだ?」
「それがねえ、どうも今度の話で私をいぢめようとしてるらしいのよ。同人やインターネットで恥かくなんて、まったく冗談じゃないわ。早く見つけだして止めさせなくっちゃ」
「止めさせる? どうやってだよ?」
「刺し違えても、よ! あんな事ばらされでもしたら、もう身の破滅だもの」
「うーん。何だかよく分からないけど、でも、仕方ないんじゃないの?
だいたい、俺達は書かれてなんぼなんだから」
「駄目よ! 他はともかく、あれだけはぜーったい駄目!」
「ふうん。じゃあ、どんな話ならいいんだよ?」
「決まってるでしょ。たとえば、ひょんなことから助けた爺さんが実は大金持ちだったとか、家に格好いい息子がいたとか、さ」
「お前ねえ、そういうのはおとぎ話っていうんだよ。このアルドラウムで、そんな都合よくいくわけないだろ」
「あはは。ま、そりゃそうね。それより、あんたどうせ暇なんでしょ? だったら、一緒にあの莫迦探してよ。可愛い相棒が、こんなに困ってるんだから」
「可愛い相棒? どこの、誰が?」
「なんですって?」
「あ、いや。別にぃ」
「じゃあ、あんたはあっち探してよ。見つけたら、すぐに知らせてちょうだいね」
「へいへい、了解」
「まったく、もう。逃げ足だけは早いんだから。どうせ早くするんなら原稿の方にしろっていうのよ……」

     ■

「ふう、どうやら行ったようですね。皆様、お見苦しいところをお見せして、大変失礼いたしました。あ、どうぞご安心を。彼らに捕らえられるような、私ではございません。アップ終了をどうぞお楽しみにお待ち下さい」
「ちょっと待った! そうはさせないわよ」
「へ? そ、その声はもしかして……」
「やっと見つけたわ。さあ、覚悟しなさい! あんたの好き勝手になんて、絶対なってやらないからね!」
「さ、さ、作者と言えば親も同然! なってもらわなけりゃ困ります」
「なに勝手なこと言ってんのよ。あ、こら! 逃げるなー」
「では、皆様! 発表の暁には、どうかまた彼らと仲良くしてやって下さいませー」
「だめ、だめ、だめえ! あのネタだけは絶対に駄目なんだからあ!」



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posted by omune at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 創作、制作 | 更新情報をチェックする
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