2015年01月20日

ベイスターズ雑感 20150120 ロペスはブランコの代わりではないし、代わりになる必要もない

 先日より報道されておりました通り、ベイスターズはキューバ出身の右腕、エレラとの契約合意を発表いたしました。身体検査を行った上での正式契約との事ですが、入団はほぼ間違いなしという事ですね。

カナロコ 『 キューバ出身のエレラ獲得

 この投手がもしも抑えとして使えるような投手だったとすれば、これはチームにとって非常に大きな戦力増強となるでしょう。ただ、高田GMのコメントを見る限りは、現時点ではそうなれば儲けものといった感じなんでしょうかね。ファンとしては「力は充分にある」という部分に縋りたいところです。

 ただまあ、そこまででなくとも、リリーフにせよ先発にせよ一軍で使えるレベルの投手であるならば御の字ですよね。グリエルが開幕に間に合うかは微妙なところのようですし、7月には一か月丸々の離脱が予定されています。しかも兄弟揃ってですからね。

 グリエル兄弟、バルディリス、ロペス、モスコーソ、エレラという面子を考えた時、また故障離脱やそれぞれの不調時、上記のグリエル離脱時のピース埋めを考えると、外国人リリーフ投手というのはなかなかに上手な選択なのではないでしょうか。GMは「モスコーソと競争で」とコメントしておりますが、グリエルがいない間はその必要もありませんし、リリーフができるならばローテーションを崩す必要もありません。

 まあ、勿論、エレラが使えて、彼がいなくともローテーションがしっかりと確立できていれば、の話ですけれども。

 で、そんな外国人選手枠の話題と併せて出てくるのがブランコを切ってロペスを選択した、いや必ずしもそうでないかもしれませんが結果としてそうなった事の是非です。

 確かにブランコの存在感、その凄まじい打球がチームとファンに与えてくれた力は大きかったですものねえ。純粋に比較してしまえば「え? ロペスかい」となってしまうのも致し方ないところでしょう。私もそう感じましたし、今でもまだダメージが残っています。あ、誤解なきようにお願いしたいのですが、これはロペスが云々というのではなく、ブランコがいなくなるという部分においてが強いです。

 ただですね、それだけ心理的に頼りにしていた、そして一昨年のような数字を残せる選手だからこそ、長期の欠場がチームにもたらすダメージもまた大きいです。

 昨シーズンのブランコの出場は85試合、そのうちファーストでのスタメンが76試合、DHスタメンが6試合でした。スタメン出場率は.569となるわけで、これをどう見るか、だと思います。勿論、一昨年のような数字を再び残してくれるとするならばそれはもう契約延長の一手でしょうし決してその可能性がないとも言えません。

 しかし、年々丸く、しかもベテランの域に入っているにも関わらず上半身が大きくなっていく事、また実際にそこに直結しているかは(ファンには)分からないものの、そのイメージ通り下半身を故障し、またそれが長引いたという結果、加えてDHとして出場できる交流戦が今年から6試合削減される事などを考えると、契約延長を諦めた意図も理解できるような気がします。

 とはいえですね、今年ブランコがバファローズで大ブレイクする可能性もあると思うんですよねえ。DHをやるならば足の負担も大きく減るでしょうし、心理的にも楽でしょうから。ただ、もしそうなったからと言って放出が失敗だったと結論付けるのは単純すぎるでしょう。

 で、ロペスです。フルポテンシャルで比較すれば、勿論ブランコにかなうわけもありません。しかし、とにかく一年を通して怪我なく、グリエル欠場時にしっかりとスタメンを張れて、あるいはバルディリスとしっかりと競争、それぞれに持ち味を発揮してくれれば充分合格なのではないでしょうか。ブランコのような「神様、仏様」的な存在にはなれないかもしれませんが、その分その出場、欠場での戦力数値の変動、後者の場合のチームやファンへのダメージもまたブランコほど大きくはありません。とにかくしっかりと一軍にいて、チームやファンが期待している成績を(普通に)残してくれれば御の字だと思います。

 うん、そうだそうだそうに決まった。そう考えれば、ですね。打撃成績を見てもそれほど悪い数字ではありませんよ。贅沢をいえば一昨年並みの数字を残してほしいところではありますが。

プロ野球Freak 『 ロペス打撃成績

Wikipedia 『 ホセ・ロペス

 それとこれは以前にも書かせていただきましたが、守備ですよね。一昨年のセントラル、ファーストのゴールデングラブ獲得選手ですし。ファーストの守備が安定しているというのは単純にそのポジションだけではなく、内野全体の守備向上に効いてくると思いますから。

 考えてみればロペスに失礼な書き方になってしまったかもしれませんが、まあこれが一ファンとしての(現時点での)正直な気持ちです。さらに書いてしまえばブランコへの期待感、依存性(?)を引き継いでいかなくてはならないのはロペスでもグリエルでもなく、筒香でしょう。その打球、実績、チーム内での立ち位置を考えると、どうしてもそうなる気がします。グリエルは今年こそ残留となってくれてなによりですが、来シーズンは大リーグへ流出してしまうかもしれないわけですし。

 どうですかね、荷が重いですかね。筒香、真面目そうですもんね。プレッシャーに負けてしまわなければ良いのですけどね。

 まあ、それはそれとしても、チームとして日本人の長距離砲獲得、育成を目指していくのは必須であると思います。勿論、長距離砲ばかりいても仕方がありませんが、それでも筒香と肩を並べてクリーンアップが打てる、あるいは競争できる選手を育てていく事は将来のチーム作りに大きく効いてくると思いますし、結果としてチーム運営費の節約にも繋がっていくのではないでしょうか。




posted by omune at 12:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
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