2015年07月13日

ベイスターズ雑感 久しぶりにチーム力を感じた勝利 (20150713)

 やりましたね。今日は打線の組み換えが見事に的中したのか、16安打の活発な攻撃で優位に試合を進める事ができました。

エキサイトベースボール 『 7月13日(月) DeNA vs 巨人

 因みに二桁安打は7月8日、三次でのカープ戦で11安打、7点を奪って以来、15安打以上となりますと6月12日、札幌でのファイターズ戦以来です(このファイターズ戦は7-8×でサヨナラ負けしています)

一回表
 なんといっても梶谷、松本の連続ホームランは効きました。しかも梶谷の一撃は初球です。もうお祭り騒ぎでしたねえ。二本ともコースは真ん中に近く明らかに高木勇の失投、加えて風にも助けられましたが、それでも攻撃開始早々、立て続けにホームランが飛び出したのは試合の雰囲気づくりとしては最高でした。

 梶谷も松本も続く二回にも連続タイムリーを放ち、攻撃的一、二番として充分な働きを見せてくれました。梶谷のアッパースイングっぷりはある意味目を見張るほどの凄さですが、それで結果が出るのですから文句なし、ですかね。「一番はあまり好きではない」との事ですが(色々指示が出る打順は苦手なのでしょうか)まあそう言わずに明日も大活躍を見せて欲しいものです。

スポニチ 『 梶谷 今季初1番に一発回答!「いったれーという感じ」で先頭V弾

サンスポ 『 梶谷、初球撃ち先頭弾! 松本も1号ソロで2者連続


二回裏
 二死から梶谷を返した松本のバッティング、お見事でした。外より低目の直球を呼び込んで左中間を抜くという文句なしのバッティングで、見ていて惚れ惚れしてしまいました。昨日、今日の活躍によって、外野のレギュラー争いに加わってきましたかね。関根が不調、荒波が怪我、桑原が今一つ波に乗り切れない状況の中、頼もしい限りです。



三回表
 いやあ勿体ない。下位打線から始まるジャイアンツの攻撃をポンポンと片付けてあっという間にツーアウト。ところが高木勇にまさかのツーベースを打たれた途端に久保がおかしくなりました。以降はそとぎりぎりを狙った球が外れ、あるいは誘った球を振ってくれずカウントを悪くして連打されてしまいました。およそ久保らしくない崩れ方で見ていて苛々マックスでした(苦笑)

デイリー 『 久保1000奪三振は長野から



三回裏
 この一点は試合の展開上大きかったですねえ。一点差に迫られた直後、それも期待の先頭筒香が凡打に倒れた後でしたから、ロペスの技ありのツーベースは大きかったと思います。続く倉本が一時の不調時からは嘘の様な綺麗なスイングで右中間を突破し、あっという間に追加点を奪いました。久保の崩れ方が崩れ方で初回のお祭り騒ぎの雰囲気が霧散してしまいましたが、その沈滞ムードを再び持ち上げる意味でこの二人の活躍は殊勲賞ものだったのではないでしょうか。



七回表
 田中は苦しい苦しいピッチングでした。際どい所を狙った球がなかなかストライクになりません。左打者の内角から逃げていく球(直球も変化球も)好調時の切れがなく、ボールになってしまうんですよね。ボールカウントが常に苦しい状態で、長野を打ち取ったのもカウントを取りに行く球を相手が仕留め損ねたという感じでした。ただ、それでも高めの甘いところに入っていく球は殆どなかったのは流石です。

 そして訪れた二死満塁の大ピンチ。ここでマウンドに上がった長田が、前の打席でホームランを放っている村田を見逃し三振に切って取ってくれました。この四球の勝負はまさしく手に汗握る場面となり、画面に食い入るように観戦させてもらいました。見ごたえありましたねえ。

 外角低めのカットボールで空振りさせ、もう少し外のストレートを見逃されてボール。同じあたりのカットボールをファール、最後は外寄りの低目、少し甘く入りましたが村田は手が出ずに見逃し三振。同じ外角攻めでもストライク先行とボール先行ではこうも違ってくるという、圧巻の投球内容でした。ここがこの試合最大のキーポイントだったかもしれないですね。

デイリー 『 長田が窮地救う!村田を三振に



七回裏
 ここではバルディリス、筒香がチャンスメイクの役目を果たしました。バルディリスは今日初ヒットでしたが、高めの球を引っ張った綺麗なレフト前。筒香の方は一塁阿部の出したミットをすり抜ける(表現が適切かどうかは分かりませんが)強烈な当たりのライト線ヒットでした。

 その前の打席でのセンター前も併せ、今日は筒香らしい強烈な打球が蘇っていましたね。これが絶好調への足掛かりとなってくれる事を祈らずにはいられません。

 以前、高校時代の監督のコメントとして「筒香の打球は強烈でありながら上がりにくい(角度が付きにくい)」と紹介されている記事を読んだことがあります。また今日の放送中に紹介された本人コメントでも「このところ打球が上がらず苦心している」といったものがありました。そしてそれ以上に甘いところに投球が来ずになかなかホームランが打てないでいる、とか。

 けれど、どうでしょうね、これはこれでも良いのかもしれません。え? お前、昨日まで筒香に当たりが欲しいって言ってたじゃないかって? はい、そうなんです。そうなんですけれど、それ以上に筒香の図抜けた能力として"その強烈な回転力によってまるで弾丸の様な打球を放てる"という事があるのではないかと思うんですよね。そしてその延長線上に、あのドームでの一撃の様な口をあんぐりさせられるような結果があるのではないかと。

 こうして強い打球を放ち続けていれば、そのうちにスタンドに飛び込む打球が生まれるのは必然でしょう。ですから、これが続けば(と言ってももうオールスターですけれど)筒香完全復活も近いような気がします。心配なのはオールスターで狙いすぎたり、ホームラン競争で調子を崩してしまわないかという事。っていうのは杞憂が過ぎますかね。

 それと石川の欠場によってチャンスを得た宮崎が今試合最後の一点、ダメ押しとなる一点を叩きだしてくれました。守備についてはどうなのか私には分かりませんが、バッティングはやはり期待度大ですね。思い切り良く、かつ鋭いスイングで素晴らしい打球を何本も見せてくれました。明日も期待できるのではないでしょうか。もしかしたらお立ち台に登場するような活躍を見せてくれるかも?



九回表
 最後は山崎康が三点のリードにも守られてか、余裕を感じさせる内容(悪い意味ではなく無駄な力を入れない。入れる必要のない)の安定したピッチングで23セーブ目を挙げました。今更ではありますが、彼が登場する時のスタジアムの大歓声は凄いですね。敵方の攻撃応援を掻き消さんばかりの勢いですもんねえ。敵攻撃時にも関わらずこれだけの声援を集められる投手というのは、本当にあの佐々木以来ではないでしょうか。

スポーツ報知 『 山崎康、リーグトップタイ23セーブ



 という事で、今日は久しぶりの快勝となりました。打点こそつかなかったものの筒香も、彼らしい強烈な打球を放ってくれていましたし、明日に期待を持てる試合内容だったと思います。チーム状況を考えれば三連勝なんておこがましいですが、それでもこうなった以上はなんとか明日勝って三連戦の勝ち越しを決めたいところですね。それには(相手が杉内でもありますし)先発石田の好投が不可欠となるでしょう。期待のドラフト2位左腕がいよいよ一軍のマウンドに登場します。




posted by omune at 23:38| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやー、試合展開が眼に浮かぶ実況ありがとうございます!
昨日はロペスのタイムリーの場面から観戦したのですが、
それまでに何度も際どい手に汗握る勝負の場面があったのですね。
エレラの好投+飛雄馬のダイビングキャッチ、山﨑の快投も見ものでしたが、
ほんと春先の強さを思い出す展開でした。
今日も今日でナイスゲームだったようで、
せっかくのチャンス、明日も勝って首位奪還して欲しいです!
Posted by sumi at 2015年07月14日 23:21
 sumi様、コメントありがとうございます。 いつも好き勝手に長文を書き散らかしてしまっておりますが、そう言っていただけると恐縮至極です。

 個人的には七回表がストレスのピークでした。長田が三振を取ってくれた時は高揚感と同時に相当の脱力感を感じたくらいで(汗)

 飛雄馬のライナー好捕は格好良かったですよねえ。守備については評価が低くなりがちな選手ですが、その反面でああいう素晴らしいプレーもたくさんしてくれている様に思います。

 チームの方ですが、今日(7/14)はさらに春の好調時に近い野球を見せてくれました。

 このままチームの復調が成っていくのか正直なところ疑心暗鬼ではありますが、筒香や梶谷、ロペスに当たりが戻ってきている状況でもありますし、できる事なら(弱気)明日も勝って、最高の気分でオールスターを観戦させてもらいたいところですよね。




Posted by omune at 2015年07月15日 02:29
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