2016年01月15日

ベイスターズ雑感 山崎康のセーブ数で数字遊び (20160114)

 昨日は三嶋について書いてしまったので触れられなかったのですが、山崎康が三浦塾の記者会見で50セーブを目標と発言し、塾長から「お前、この空気どうすんだ」と突っ込みを受けていたとか。

スポニチ 『 山崎康、目標上方修正40S→50S 2年目ジンクス「意識しない」

 いや、これは相当高い目標ですねえ(苦笑) 大魔神、佐々木ですら最多セーブは1998年の45セーブ(+1勝)です。ちなみに優勝したベイスターズのチーム勝利数は79でした。なお、次点はその前年の35セーブ(+3勝)で、チーム勝利数は72となっています。

 これだけ見ると50という数字がいかにとんでもないか、実感させられます。ただ、現在と当時とでは若干(だいぶ?)試合数が違いますからねえ。もう少し煮詰めてみたいと思います。

 そこで各年のチーム勝利数にしめる佐々木のセーブの比率を出してみました。

 98年、佐々木のセーブ数のチーム勝利数に占める割合は.5696。救援勝利数を入れると.582となりますね。

 また、チームがもっと弱かった95年は32S7勝で、66だったチーム勝利数に占める割合はセーブのみで.484、救援勝利を入れると.591でした。

 一方、山崎康の場合、昨年のセーブ数は37(救援勝利2)です。チーム勝利数は62ですからその割合は.597となります(救援勝利を加えると.629) いかがでしょうか? 昨年のベイスターズがいかにこの新人投手に依存していたか、数字にもはっきり表れていると言えるのでは?

 今度はこの割合を今シーズンのチーム目標、80勝に割り当ててみます。そうすると47強となりますから、チームが勝利数の目標を達成し、なおかつ山崎康への依存度が昨年同様の場合で、ぎりぎり50セーブに到達するかどうかというところ。

 という事はですよ? もしもこの目標が現実のものになった場合、おそらくベイスターズは優勝するでしょう。セーブを稼ぐということは(言わずもがなですが)まずチームの勝利が大前提となるわけですから。

 その一方で、山崎康がそれほどの登板機会を得るという事は、同時に競った試合ばかり見る事になるわけで、そうなると横浜市内の、いや全国の胃腸薬の消費量は大幅にアップする事になるでしょう。これはあれです。製薬会社さんも大喜びです。ああ、そうだ。そのついでに来年のCMスポンサーになってもらいましょうよ。勿論、CMキャラクターは山崎康で。

 ……ああ、すみません。もうやめます。どうもオフはおふざけしてしまいますねえ。まあ、これも試合の結果に一喜一憂しなくて済むからでしょう。我々弱小チームのファンにとっては平和な季節という事で、なにとぞなにとぞお許しください。

 <(_ _)> ははー!

 まじめな話に戻りますが、実際にこの途方もない目標が達成できるかどうかは別として今シーズン、山崎康にとっての最大の敵は故障という事になるでしょう。

 実際、リンク記事中のコメントにおいても「まだ下半身に疲労が残っている」そうで、一ファンとしても心配でなりません。昨年も(理由が蓄積疲労だったかどうかは分かりませんが)当初ストッパーを予定されていた三上が、故障で前半戦を棒に振ってしまっていますし。

 このあたりについては塾長、三浦から様々なアドバイスが授けられている様です。こういう部分は体質や向き不向き、それぞれの好みもあったりするでしょうから、なんでも受け入れれば良いというものではないでしょう。しかし、それでも長年プロの最前線で戦ってきた三浦の経験やノウハウは、この二年目の投手にとって貴重な知識となるに違いありません。ぜひ万全(可能な限りになるでしょうけれど)の態勢で開幕を迎え、今年も我々ファンを大喜びさせてもらいたいものです。



おまけ――

 ちょっと調べてみた『ストッパーのセーブ数がチーム全体の勝利数に占める割合』に興味がありましたので、もう少し調べてみました。そうしたらいましたよ。とんでもない数字の選手が――

2007年 藤川(T) 46S5勝
 チーム74勝 .622(Sのみ).689(勝利込)

 すごいすごい……。これは凄すぎる。タイガースはこの年3位でしたが、もしも優勝できていれば文句なくMVP候補でしょう。

2015年 山崎康(DB) 37S2勝
 チーム62勝 .597(Sのみ).629(勝利込)

1995年 佐々木(YB) 32S7勝
 チーム66勝 .485(Sのみ).591(勝利込)


2015年 バーネット(S) 41S3勝
 チーム76勝 .539(Sのみ).579(勝利込)

2015年 呉 昇桓(T) 41S2勝
 チーム70勝 .586(Sのみ).614(勝利込)

2013年 西村(G) 42S4勝
 チーム84勝 .500(Sのみ).548(勝利込)


2007年 クルーン(YB) 31S3勝
 チーム71勝 .437(Sのみ).479(勝利込)

 それとですねえ、我がベイスターズにもとんでもない数字を叩き出しているストッパーがいたんです。どうぞ、こちらをご覧ください。

2011年 山口(YB) 34S2勝
 チーム47勝 .723(Sのみ).766(勝利込)

 なんだこれ? なんなんだこれ?

 S割合.723ってあなた……。驚きを通り越して思わず笑ってしまいました。詳しく調べてはいませんけれど、これ、ひょっとするとプロ野球記録なんじゃないでしょうか、無論、そんな記録項目は存在していませんけれど、本当にとんでもない数字ですよね。

 山口にはあの頃の輝きを、ぜひ今年は先発で取り戻してほしいものです。そうすれば冗談ではなく200イニング達成もあるかもしれないですから(冗談半分本気半分)




posted by omune at 00:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
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