2016年03月27日

ベイスターズ雑感 先発を降ろすタイミングで全てを失う (20160327)

 いやあ、参った。今日の負けは痛いですねえ。

日刊スポーツ 『 広島 対 DeNA

 逆転負けだからというのがその理由なのは勿論ですが、その発火点となったのが継投ミス、そして一人の投手の乱調によるものだからというのが何よりいけないです。チームにとってもその投手にとっても、尾を引く結果にならなければ良いのですけれど。

 球数はいくらかいっていたものの実に粘り強く、また序盤はまったくストライクにならなかったスライダーがどんどん決まり始めていた矢先、そして3点をリードしていての回途中と、石田の交代タイミングが正直わけわからなかったのもありますし(アクシデントがあったなら仕方ありませんが)、交代していきなり死球、そこからさらに投げた瞬間にボールと分かる球を連発して四球を重ねた長田をそのまま続投させてしまったのもちょっと分かりません(ブルペン側で次の準備ができていなかったのでしょうが)

 このあたり、もう少し時間が経つと何らかのコメント報道があるかもしれませんね。

 そう言えば一度ブルペンに野手が集まった時、長田が繰り返し何か主張していたのが印象的でした。勿論、声が聞こえるわけはありませんが、あれなんだったんですかね。うーん、こういう時の為に通信教育で読唇術勉強しようかなあ(嘘)

 長田は結局押し出しで一点を献上し、さらに続く會沢への初球がボールとなりました。

 この時点で、次の球がストライクなら振ってくるのは明白です。そこで真ん中低めにすうっといってしまったのですから、よほど調子が悪かったか、動揺していたかのどちらかでしょう。

 百戦錬磨の投手ですから、今日こうなってしまったのにははっきりとした理由がある筈。ファンとしてはそれを知りたいところです。


 全体の印象としては試合が終わったところでの収支計算ではなく、目先の一点を惜しんで全てを失ったという感じです。ルナなりエルドレッドに一発食ってもまだ一点あった状況、さらにここまでの石田のピッチングは称賛に値するものでしたから。それでも代えるなら回頭かルナの所で良かったのでは?

 もう、追いつかれた後に投げる事になった投手たちは気の毒な限り。球場と一体になったカープの勢いはとんでもないもので、打撃もそれまでとは明らかに変わりましたしヒットをもぎ取る好守備も出て、ベイスターズとしては全く歯が立たない状況となりました。そんな中、田中も須田も小杉も頑張ってくれたと(私は)思います。本当にお疲れさまでした。


 でもですね、無論、見るべきところもたくさんありました。打つ方では戸柱がプロ入り初ホームラン。内寄り低めの球でしたが、腕をたたむようにして強振。打球はライナーでライトスタンド最前列に到達しました。その次の打席では外角球を左に叩いてのヒットも放っており、お見事としか言いようがありません。守備と合わせて本当に頑張ってくれてますねえ。

デイリー 『 戸柱、プロ初アーチ


 また、筒香にも待ちに待った1号が飛び出しました。甘く入った半速球とはいえ右中間スタンドへの完璧な一撃。これが明後日からのホーム開幕三連戦に繋がってくれると、我々ファンを大いに喜ばせてくれる結果が待っていそうです。

日刊スポーツ 『 筒香が今季1号「パララカエ!うれしい」

 この三連戦、この一場面を除いてはクリーンアップが期待通りの爆発力を見せられませんでした。明後日からのホーム六連戦ではぜひ本領発揮を期待したいところです。

 
 投げる方では(繰り返しになりますが)石田のピッチングは本当に素晴らしいものだったと思います。外角、内角に球を散らし、結果カウントが悪くなっても慌てずストライクを取り、しっかりと打球勝負(バッターに打たせての勝負という意味)の状況を作り直せていました。

 おそらく不本意な降板でしたでしょうし、権利があった勝利も失ってしまいましたが、それでもオープン戦で見せてくれた明らかに進歩した投球内容を今日も変わらず感じさせてくれました。これならすぐ、次の登板時にでも勝ち星が付くのではないでしょうか。

 それと、三戦連続で先発投手が結果を出したのはチームにとって大きいでしょう。この部分が揺るがない限り、今年のベイスターズは戦っていけると思います。あくまでも『揺るがなければ』ですが。


 こういったチームに勢いをつける要素が多い(途中まで、ね)試合でしたので、なおさら今日は勝ちたいところでした。が、今更それを言っても仕方がありませんし、まだ始まって三試合です。今から諦めているわけにはいきませんね。ファンとしては「こういう試合もあるかもね」と割り切って、ホーム開幕三連戦でのナイスゲームを期待するとしましょう。

 うーん、だけどやっぱり悔しいなあ、今日の負け方は……。

 監督やコーチには石田や長田に対する精神的なフォローをしてあげて欲しいところです。石田は本当にナイスピッチングでしたし、長田は準備不十分だった可能性もありそうですので。

 また、初回の二死二塁でロペス牽制死、柴田のまるで昨日の再現映像の様なファンブルで失点しかける(結果的にはロペスが好送球でホームタッチアウト)など、凡事不徹底が目立ちました。このあたり、やはり気になってしまいますね。




posted by omune at 18:01| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いや~、しかし昨年の中畑政権時代のデジャブのような長田の体たらくを見て、ラミレスも同じなのか?と、相当落胆しました。これなら高校野球の強豪の監督を来季監督にする方がましだと痛感しました。今年も駄目な空気が残念ですね~。
Posted by ポン at 2016年03月27日 20:58
 ポン様、コメントありがとうございます。

 あの回、表の攻撃でリードが広がりましたよね。これで石田も余裕を持てるだろうと安心した矢先、ランナーが一人出ただけで交代となったのには正直驚きました。登板回避の件もありましたので球数制限をかけていたのかもしれませんが、それならあんな中途半端なところでの交代にはならなそう。

 で、出てきた長田があの大乱調ですからねえ。彼がすぱっと抑えてくれれば万事丸く収まったのでしょうが。この試合だけで監督采配の良し悪しを言うつもりはありませんが、色々な意味で今後に不安を覚える負け方だったのは確かだったと思います。



Posted by 大宗 at 2016年03月27日 21:46
早速のご返答、ありがとうございます。いつも楽しく拝見しております。今日は石田の開幕凱旋登板でしかも2安打で封じ込めてたので、本当に勝たせてあげたかったのと、普通のプロ野球チームでの采配なら、勝てた試合だったという事実が口惜しくてなりません。常識のある監督なら押し出し四球するようなピッチャーは変えますよね?長田にはこれまで何度も裏切られてますが、何故こんな選手を使うのか甚だ疑問です。高校野球より酷いレベルで、正直、少年野球チームの監督の方がまともな采配すると思います。
Posted by ポン at 2016年03月27日 23:13
今日は、継投が完全に裏目に出てしまいましたね。
長田は、オープン戦ではよかったこともあり、ラミレス監督がちょっと信じ過ぎたところはあるかもしれません。
試合は、またこの先も続いていくので、ラミレス監督が、今日の試合を、今後の投手起用にどう生かしていくかではないでしょうか。

打線の方は、オープン戦からそうですが、ヒットの割には「打線の流れ」が出来ていない感はありますね。
たまたまかもしれませんが、筒香が先頭バッターというシーンが多いのもその表れのように思います。
正直、ロマックには、通常の「主軸」の役割を期待するのは難しいと思うので、ある程度のところで、打順の再考は必要かもしれません。

ただ、一方で、エンドランの多様、左先発に対しての柴田先発起用など、新監督の特色が見えた3試合でもありました。
梶谷がいない序盤戦は苦労するとは思いますが、なんとか5割はキープする戦いを続けていってほしいと思います。
Posted by もみあげ魔神 at 2016年03月27日 23:57
 もみあげ魔神様、こんばんは。

 いや、本当に文字通りの『裏目』でしたよね。ここまで全てがマイナス方向に向くなんて、ある意味奇跡的かもしれません。

 個人的に心配しているのはあまりにも見事な(言葉はおかしいですが)失敗だけに、これがチームの雰囲気を白けさせたり、石田や長田の気持ちにダメージを残さないかという部分です。会話や意志の疎通を重要視するラミレス監督ですから、そのあたりをうまくやってくれるのと同時に選手操縦もさらに上達していってくれると良いですよね。

 それとおっしゃる通り、攻撃の流れが良くないのは確かだと思います。昨日は二死からのチャンスばかりでしたし、今日も得点はホームランだけ。本当の意味で打線が繋がった場面は初戦の柴田タイムリーの時だけかと。どうもここというところであと一本が出ませんよねえ(タイムリーそのものだけではなく)

 ですからやはりおっしゃる通り、もう少し様子を見てこの状態が回復しない様なら打線の組み替えを考えるべきと考えます。


 左に対しても起用され続けている柴田ですが、本当によくやってくれていると思います。今日は残念ながら4タコでしたが、その代わりに戸柱が大活躍。

 今永や熊原もいますし、今のところルーキーにチームが引っ張られているような形になってますよね。その分はチームとして確実に戦力アップになっているわけで、何かのきっかけで歯車が噛み合えば、5割以上の戦いを続けていける可能性もあるのではないでしょうか。

 そのためにもホームでのジャイアンツ戦で勢いを付けたいですよね。初登板の今永に背負わせる責任ではないと思いますが、それでもその好投を願わずにはいられません。



Posted by 大宗 at 2016年03月28日 00:26
 ポン様、いつもお出でいただいているとの由、心から感謝申し上げます。

 そうですね、長田はボール球があまりにはっきりと外れすぎている様に見えました。落ちる球にしても最初からボールコースに行っているため全くバットを出してくれない状況で、かつストレートも浮いてしまいまったく勝負できなかったという印象です。

 なので、ベンチとしても失敗は早い時点で認識していたでしょうし、おそらくはさっさと交替させたかったと思うんですよ。でもそう出来なかったのは(あくまで推測ですが)まだ次のピッチャーの肩が仕上がっていなかったのかも? とすると、石田の交代は初めから予定されていたものではなかったという事になるでしょう(もしもそうだったら、石田のまま辛抱して欲しかったかなあ)

 長田は一点を争うような場面でのリリーフには確かに向いていないかもしれないですよね。しかし、他の投手が軒並み駄目な時に素晴らしい投球をしてくれたりもしますので、シーズンを通してみれば(現在のところは)やはり必要戦力だと個人的には感じています。

 ただ、今日のコントロールの悪さはいくらなんでも異常なレベル。その状態はブルペンでは現われていなかったのか、もしも状態の悪さが分かっていたのだったら石田との相対比較でどうだったのか、そのあたりは少し腑に落ちないところがありました。

 でも、もしかしたらブルペンでは素晴らしい出来だったかもしれないですしねえ。そのあたりは我々ファンには知る由もありませんが、それが分かっていてなお非常に興味があったりします。これはやっぱり読唇術を勉強するとしましょうか(嘘×2)



Posted by 大宗 at 2016年03月28日 00:35
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