2016年04月04日

ベイスターズ雑感 無難な範囲にとどまった打線の組み替え (20160403)

 うーん、苦しい苦しい状況ですねえ。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 阪神

 事実上、一回の攻防で試合は決まってしまいました。現在の攻撃力を考えると、いきなり3点のビハインドはきつすぎます。

時事ドットコム 『 石田、新たに課題=プロ野球・DeNA

 記事では「ストライクを揃えすぎた」となっていますが、私見では逆に丁寧に行き過ぎたような印象を受けました。

 この回、高山に打たれたヒットは外角低めボール気味の球でしたし、ヘイグに打たれたのも少し中に入ったとはいえ、低めのそれほど簡単なコースではありませんでした(ただし牽制ボークは余計でしたが)立ち上がりですし、ここまではある意味仕方なかったという気がします。

 ただその後、犠牲フライを打たれた福留にも、ホームランを打たれたゴメスにも2ストライクまでは行っているんですよね。ところがそこからどうしても凡打、あるいは三振に仕留める事ができませんでした。結局いずれも3B2Sとなり、最終的に甘く入ったところを打たれています。

 ランナーが溜まっていたので長打を恐れ、その結果投球の幅を狭くして粘られ、あるいは狙われたという感じで、素人目にも打者を攻めている様には見えませんでした。

 実際、ランナーなしで回った二回り目はヘイグを低めの変化球で三振、福留を外角に逃げていく緩い変化球でライトフライ、ゴメスもさっさと追い込んでから外角へのチェンジアップ(?)で空振り三振と、一回とは全く違う投球を見せてくれています。それだけに一回、先頭の高山に打たれた後、ボークで傷口を広げてしまったのが致命傷になったという印象です。

 でも今日の石田,トータルで見れば数字ほどまずいピッチングではなかったのではないでしょうか。ただ、出来ることなら3回、4回の投球内容を1回のピンチでこそ見せて欲しかったかも。

 一方、攻撃においては殆ど見せ場を作る事ができませんでした。では、藤川がそこまで良い内容だったのかと言えばとんでもない。特に一回、二回はいつ失点してもおかしくない状況だったと思います。なにしろ球が上ずり、あるいはコーナーへのコントロールが効かず、おそらく半数以上がボール球でしたから。

 一回、先頭の山下幸がフルカウントから高く浮いたボール球に手を出してしまったのも痛かったですし、それでも二つの四死球で作ったチャンスに松本が撫でるようなバッティングになってしまったのも痛かった。

 また、三回の二つの四球で得た無死一、二塁で高城がやはりバッティングをさせてもらえず三振、石田も送りバントを二つ失敗した末に三振で二死としてしまい、フラフラの藤川をついに捉える事ができませんでした。藤川には失礼ですが(悪い意味じゃないんですよ)あの状態の投手をもたせてしまうという事態は深刻です。

 オープン戦の終盤や開幕直後はそこそこヒットが出ていましたからそう心配はしていなかったのですが、このところの打線全体の調子を見ていると覚悟していた以上に打てません。いや、打てないというよりは皆、打席で攻撃的に見えないんです。

 野球は点を取り合うゲームです。いくら投手力が重要と言っても、これでは試合の主導権は握れないでしょう。


 さてこの攻撃力不足にラミレス監督は昨日、打線の組み替えを示唆、さっそくこの試合で実行されました。ただ、その内容は想像していた以上に小規模なもの。一番の白崎を山下幸と交換、ロマックの代わりに松本を五番、目立ったのはこの二か所だけでした。

 ここから先はまた素人の個人的印象となりますのでそのつもりで読んでいただきたいのですが、この程度であれば正直、あまり大勢に影響はないのかなあと、試合を見ていてそう感じました。一ファンの勝手な思いとしては、どうせ組み替えるならもっと思い切った方法を取っても良かったのではないかと。

 たとえばロマックを外すならロペスを筒香の後ろに置き、筒香の前にとにかく出塁が期待できるバッター、それもスタメンで実績を残しているバッターを並べるとか。具体的には柴田や地味ながらヒットを放ち続けている倉本といったところをです。

 とにかく現状の打線を見渡してみると、筒香の前にランナーを溜めなければどうしようもありません。それに加えて、後ろを打つのが松本クラスになると正直、相手投手に「ここさえ乗り切れば」という発奮材料を与えてしまいそうです。しかし、ロペスであれば如何に不調と言えどもランナーを溜めた状態では回したくないでしょう。また、ロペスの立場になってみても、前で筒香がランナーを帰してくれていれば、少しは気を楽にして打席に立てるのではないでしょうか。

 あるいはあれですね、筒香をいっそ三番に置いてしまうとか。現状において唯一爆発力の期待できる筒香に、とにかく一打席でも多く回す作戦です。加えて一回早々、必ず相手投手にプレッシャーを与えられるというメリットもありそうです。

 まあこんなのは素人の戯言です。監督はおそらく、現在はまだ構想の骨子を崩したくないのでしょう。もしもロマックの打撃に当分期待しないのなら、もっと大掛かりな打線の組み替えを行うと思われますので。無論、私はそれを否定する気はありません。逆にある意味、よく我慢してくれているし、先を見据えているのだろうと感服しているくらいです。

 その辛抱が結実するのが早いか、それとも手遅れとなるのが早いか、それは現時点では分かりません。しかし、開幕前に書かせていただいた通り、発展途上のチームを任されての一年目ですから、そうそう全てがうまくいくわけもないでしょう。今は我々ファンも辛抱の時ですね。

 さて、ロペスなんですが、今日も結局ノーヒットに終わりました。けれど段々と調子を取り戻しつつある様に感じるのは私だけでしょうか。後は何かのきかっけがあれば大爆発が始まる様な気もするのですけれど、私が言う事ですので全くあてにはなりません。当たるも八卦当たらぬも八卦という事で(なむー)

 一方、筒香の方は相変わらず絶好調ですね。八回には惜しくもファールになったとはいえ、外角球をレフトポールギリギリのスタンドへ叩き込んで見せました。やはり今のベイスターズにとって、筒香の前にランナーを溜める事、そして相手投手に嫌々でも筒香と勝負せざるを得ない状況を作る事が重要だと再認識した次第です。

 しかし、それも各打者が調子を上げてきてくれれば不必要な事。明日の無試合日がそのきっかけになってくれると良いのですが。


 さて、試合からは離れますが、藤岡獲得に続く新たな補強が発表されました。

日刊スポーツ 『 前広島のザガースキー投手を獲得

 ほお、ザガースキーですかあ、これはまた意外なところを。マツダスタジアムで防御率3.68だった投手ですが、さてさて横浜スタジアムをホームとしてどこまで活躍できますか。シーズン総合成績において15イニングで16奪三振、1被本塁打というあたりがアピールポイントになりますかね。

 ただ、投手の良いカープとベイスターズとではその存在感が異なってくるのもまた事実。また二軍においてもリリーフ陣が苦しい状況(故障者多すぎです)ですから、とにかく頭数を増やす事は必要でしょう。正直、熊原や野川の方が期待大かもと考えておりますが、そんな思いを裏切って(?)大当たりの獲得となってくれるのを祈ります。

 ちなみに熊原は今日また下でリリーフ登板し、1回を無安打1奪三振と結果を残しています。また、大原も今日は良かった様ですね。

オフィシャルサイト 『 2016年4月3日 横浜DeNA - 埼玉西武 (横須賀)




posted by omune at 00:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
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