2016年06月26日

ベイスターズ雑感 2回途中で急におかしくなったモスコーソ (20160626)

 いやあ、モスコーソ、ギャレットにぼっこぼこにされてしまいましたねえ。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 巨人

 とはいえ、立ち上がりは非常に良い球を投げている様に見えました。特にモスコーソの武器の一つ、右打者の外角低めへ直球が良い角度で決まっていました。

 ところが2回、無死一塁からの阿部のファーストゴロでファーストベースカバーに走った時、倉本の祖感度からの送球が捕手側に(走っていく後ろ側に)逸れ、上半身を左に捻じるようにして倒れ込みながらの捕球となります(結果はセカンド封殺のみのゲッツー崩れ)

 見ていてちょっと嫌な感じがする捕り方だったのですが、幸いにもどこか痛めたような仕草や表情はありませんでした。しかし、これを境に明らかにその投球内容が変わってしまいました。球速、球の力はともかく、どういうわけか球が真ん中に集まっていってしまいます。

 ギャレットに喰らった一発は外角低めを狙った直球が真中低めへ、片岡のタイムリーも内角膝元を狙ったのが真ん中へ入った球で、初回のピッチングからは信じられないくらいに甘く行ってしまいましたねえ。

 その後は徐々に持ち直していった様に感じますが(ギャレットの二本目は打った方を褒めるべきかと)試合が落ち着きつつあった5回、疲れが出てきたんですかね、また高く、さらに甘い所に入っていく様になってしまいました。そしてギャレットに止めの一発を浴びてしまいます。

 戸柱の要求は真ん中高め際どい所。見逃されてボールになってもOK、振ってくれれば儲けもので当たってもおそらくフライで後ろへファール、うまくすれば空振りさせられるという、言ってみれば誘い球だったのですが、これが投げミスでインコース甘い所へ行ってしまいました。この一撃で完全に決着がついてしまいましたね。

 1回の内容は非常の良かっただけに本当に残念ではありますが、2回のあの送球ミスで踏ん張れるかどうかが勝負だったという事ですね。ひょっとすると体を大きく捻じった事で(故障とはならないまでも)身体の感覚、指先の感覚、精神状態などに何らかの影響があったのかもしれません。

 まあそのあたりが実際どうなのかは分かりませんが、それでも一応5回まで投げてくれた事、また、ベンチが方針を崩さず、感情に任せず、そしておそらく負け試合となる事も覚悟して最低責任回数まで我慢したのは先々にためには良かったでしょう。こうして方針を(意固地とは違う意味で)貫いていくというのは言うは易しで、勝負事においてはなかなか難しい事だと思います。そういう意味では見ていて非常に頼もしく感じる采配でした。

サンスポ 『 モスコーソ、5回8失点と乱調…3連敗で6敗目

 監督は次回登板を「検討しなければいけない」と語ったとか。このローテーション枠、オールスターまでの登板機会はあと2回です。モスコーソの状態が悪いならば、取りあえずそれまでを一区切りとして(テストの意味を兼ねて)誰かと入れ替えてみるのも手かもしれませんね。最近の2軍での結果だけを考慮するならば飯塚が抜けていますけれど、他に三浦、三嶋あたりが候補となるでしょうか。


 さてさて、こういう試合になってしまいましたが、それでも見どころがなかったわけではありません。

 個人的には、やはりエリアンですかねえ。今日は右打席でも良いヒットが出ていますし、相変わらずその守備は素晴らしい。強烈なゴロの好捕も複数回ありましたし、ゴロ捕球からの完璧なバックホームもありました。技術的な事、身体能力に加えて、魅せるという意味でもメジャーの守備を感じさせます。

 年棒的にどうかという気もしますけれど、これ早いうちに残留交渉しても良いんじゃないですかねえ、半ば冗談ではなくて。おそらく慣れてくると打撃成績ももっと上がってくるでしょう。

 また、倉本がまた再び、そして石川がようやく調子を上げてきている様に感じます。特に石川は段々と打球が力強くなってきましたし、芯でつかまえる確率も上がってきている印象ですね。桑原が好調ですから、2番の石川が調子を上げてきてくれるとチームの攻撃力は大きくアップするでしょう。


 それと今日は梶谷がベンチにも入らず欠場となった様ですね。なんでも腰の張りを訴えたとの事ですが、あくまでもタイガース戦に万全の状態で臨むために大事を取ってという事らしいです。本人は出場OKと言っていた様ですから、ベンチの判断で休養を決めたという事でしょう。大事に至らなくてなによりでした。

サンスポ 『 梶谷、腰痛め欠場 ラミレス監督は軽症を強調

記者席のむこうTwitter 『 梶谷選手は腰の違和感。大事をとってのベンチ外し

 発症は昨日のスライディングの時らしいですね。後出しですが、確かにベースとの距離が変でしたし、直後の表情や仕草もちょっとおかしかった様に記憶しています。(ひょっとして記憶違いかも。録画消しちゃって確認できません)


 一方、骨折で療養中のロペスの方は、もうフリーバッティングを開始しているのだとか。なんだか早くないですか?

ザック生馬Twitter 『 ロペス選手について試合前のラミレス監督

サンスポTwitter 『 ロペスが短い距離のキャッチボールやフリー打撃などで練習

 監督のコメントによれば「二軍で暫く調整してもらうか、一軍で代打で起用するかはこれから考える」そうなのですが、この調子ですとオールスター明けくらいには合流してきてくれるかもしれません。


 さらにこれも監督コメントがソースとなるのですが、須田の方は(あくまでも現在のところでしょうが)そう長くはかからない見込みなのだとか。加えてエレラや藤岡もブルペンに入っているという情報もあり、彼らが続々と一軍に復帰してきてくれるとチームにとっては強力な追い風になるでしょう。

 その追い風を白星につなげられるかどうかが重要なのは間違いないですが、そう遠くない時期にチームにとっての勝負どころが(まだ)やってきそうなのは間違いありません。その時が今から楽しみです。




posted by omune at 19:17| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんばんは。ま、試合はアレでしたが、私も注目していたことがありました。桑原ですね。私は言いたいこと言いなので、言葉は飾りませんが、ヤクルトの山中のような二線級や中日佐藤のような「波」の新人にやられっぱなしだったことがありました。第一打席の三振は「案の定」でしたが、その後に注目です。第4打席これで最後と思われました。少なくとも内海はね。「ここで簡単にやられるようならまだまだだな。」と思って見ていたら完璧な二塁打。低めの変化球(ストライクからボールになる難しい球でした。ただし、コースは真ん中)うん、成長しとるやないか!ただ「ストレートに強い」というのがウリなんだから、次の打席で澤村も打たないといけませんでした。

 筒香と宮崎が音無しでしたが、この二人は今日は徹底マークされていました。内海、キャリアは伊達ではありません。

 いや、投手はちょっと大変になってきました。しかし、もともと「投手王国」なんかじゃないんです、まだ。「ぼちぼち揃ってきた」くらいに思っておけば、別に騒ぐこともありません。とにかく山口俊、井納、今永、石田、この4人には2ケタ以上勝たせないとダメです。それが最優先。さらに決して本調子ではないヤスアキにセーブ王を取らせる。要は他球団に「ベイスターズの投手陣は相当」と思わせることが肝要なんです。

 モスコーソには私、実はあまり関心がないのですよ。確かにアクシデントかもしてれませんが、ちょっとあれでは、来年は苦しいですね。彼以上の外人投手がなかなかいないという理由だけで再契約するのはどうかと思います。それくらいなら「レジェンド枠」で1回おきくらいで三浦を投げさせたほうがいいですよ。
Posted by リチャード佐々木 at 2016年06月26日 20:13
 リチャード佐々木様、こんばんは。コメントありがとうございます。

 桑原ですが、大振りになるのを自ら食い止めている様な印象があります。手首から前に出てきてコンパクトに叩く(それでも強い打球が飛ぶのが桑原ですよね)打法が定着しつつあるように見え、頼もしい限りです。

 投手陣の方ですが、現状とても『王国』ではないというのは同感です。『都市国家』くらいですかね(笑) それでも、こうしてモスコーソがダメなら代わりを上げようかと検討するくらいまでは駒が揃いつつあるわけで、それだけでも数年前を考えれば雲泥の差かと。


 モスコーソですが、今年で契約が切れるんでしたっけ? こうして若い選手たちが台頭しつつある投手陣にあって、立ち位置がどんどん小さくなりつつある投手たちも増えてきており、このままいくとモスコーソもその仲間入りという事になるかもしれませんねえ。

 その場合、チームとしての課題はそれ以上の投手を連れてこれるかという事になるでしょうか。裏ローテーの柱を任せられる程度の選手を獲得できれば良いのですけれど……。



Posted by 大宗 at 2016年06月26日 22:36
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