2016年10月02日

ベイスターズ雑感 シーズン終了で各タイトルが確定、そして9名の戦力外通告 (20161002)

 いよいよセントラルリーグの全日程が終了。順位や各タイトルが確定しました。

 ベイスターズでは筒香が打点と本塁打の二冠を獲得。いずれも初のタイトルという事になります。中畑前監督が敢えて秋季キャンプから筒香を外したのは2013年秋の事。因みにその年の打撃成績(簡略版)は以下の通りです。

23試合:51打数11安打、打率.216:本塁打1:打点3:長打率.294

 それが今シーズンは――

133試合:469打数89安打、打率.322:本塁打44:打点110:長打率.680

 ですからね。本当に頼もしくなってくれたものです。

日刊スポーツ 『 筒香2冠「数字に責任」


 他の若手野手たちの躍進という事実も併せ、中畑氏がベイスターズに残してくれたものの大きさを実感します。そこから新体制への移行がスムースに進み、またラミレス監督が与えられた戦力の活用、運用、上積みに成功してくれた事が、今シーズンの順位に繋がったと言えるかもしれません。無論、春をはじめ明らかな失敗もありましたし、常にベストなかじ取りをしたわけでもないでしょうが。


 さて、打点、本塁打王を輩出した2016年のベイスターズですが、打撃各部門におけるチームのリーダーは以下の通りとなります(投手部門は後日、気が向いたら(汗))

打率:筒香 .322
リーグ3位:次点=倉本 .294(リーグ11位)

打点:筒香 110
打点王:次点=ロペス 95(リーグ5位)

本塁打:筒香 44
本塁打王:次点=ロペス 34(リーグ3位)

長打率:筒香 .680
リーグ1位:次点=ロペス .534(リーグ5位)

出塁率:筒香 .430
リーグ2位:次点=梶谷 .359(リーグ11位)


安打数:倉本 157:次点=筒香 151

二塁打:筒香 28:次点=ロペス 27

三塁打:梶谷、筒香 4

盗塁:梶谷 26:次点=桑原 19


 いや、筒香とロペスばっかりですね。筒香の働きは言うまでもなく、特に終盤におけるロペスの打撃がどれほどの凄まじさだったかが分かります。春先は「今シーズン限りかも」というくらい、不振を極めていましたものね。

 CS出場にロペスが大きく貢献したのは間違いありません。しかし、来シーズン、さらにこの上の数字を叩き出す可能性は、年齢を考えても少々難しいところです(もちろん0%ではありませんが)来シーズンのチーム構想上、この部分を決して楽観視してはいけないでしょう。

 また、盗塁において桑原が19まで数字を伸ばしてきたのも目立ちます。梶谷が26、盗塁王の山田が30という事を考えても、これは決して少ない数字ではありません。来シーズンはさらに成功率を高め、さらなる数字アップを目指してもらいたいところです。(梶谷は成功26、失敗7、成功率.788、桑原は成功19、失敗11、成功率.633)


 また、本日付で戦力外選手(第一次?)9人が発表されました。

サンスポ 『 9選手に戦力外通告 久保裕「諦めきれない部分もある」

 ここ数年、戦力不足が甚だしかったチームを支えてきてくれた選手の名前が並んでいます。

 少々意外だったのは井手ですね。現在においても右の代打は少々手薄ですから、まだ活躍の場はあるのではないかと思っていました。

 シーズンの一時期で必ず目立った活躍を見せてくれる選手で、ファンとしてそれが楽しみでもありました。彼が戦力外となってしまうところまで、ベイスターズの外野陣は充実の度を増しつつあるという事でしょう。

 長田も残念です。シーズン終盤、各投手に故障、へばりが出ている状況でもお呼びがかかりませんでしたが、よほど状態が上がらなかったか、あるいは故障ですかね。昨シーズン、FA宣言せず残留してくれた選手だけに、その活躍を楽しみにしておりました。

 そして萬谷。一時は一軍でも輝いてみせ、その後の活躍が期待されていましたが、今シーズンは下でも全く投げていません。故障でもあったのでしょうか? ただ、現役続行希望との事ですから、ぞうだとしても致命的なものではなさそう。後日、ベイファンが「なんで放出したんだ!?」と地団駄を踏むような活躍を見せてくれるのを祈っています。

 さらには内村も戦力外となってしまいましたか。トレード入団の年は輝きを放ってくれましたが、若手の台頭に伴って段々と目立てなくなっていってしまいましたね。


 うーん、寂しいですね。柳田も含め、みな暗黒からの過渡期、言い換えれば『旨みのない時期』『良い想いを味わいにくいだろう時期』に頑張ってくれた選手達です。一ファンとして心から感謝しています。現役続行となるにせよ、引退し新たな人生に旅立つにせよ、今後のますますの活躍をお祈り申し上げます。


 なお、外国人選手ではブロードウェイ、ロマックが既に帰国。おそらく二選手とも来シーズンの契約は難しい所でしょう。

サンスポ 『 ロマック、カナダへ帰国 30試合で打率・113

サンスポ 『 ブロードウェイが帰国 来季契約に関しては未定

 特にロマックについては残念で仕方がありません。もしも彼が触れ込み通りの活躍をしてくれたとしたら(守備も含めて)今シーズンのベイスターズ打線は正真正銘の強力打線となっていた事でしょう。ロペスのところでも書かせていただきましたが、このピースを見つける事が今オフの(攻撃陣における)大きなポイントとなりそうです。




posted by omune at 17:09| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんばんは。

 前に申し上げた通り、私はまだまだこれでは少ない、と感じます。特に投手は。巨人などは16名ですか。ウチも本当ならもう3名くらいは対象になっていたはずです。戦力外もまだ「第一次」ですが、第二次があってもあと一人、多くて二人でしょう。しかし、ファンで「少ない」と思ったのは例によって私くらいのもののようですねえ。もっとも私の基準で戦力外を大量に出すと、ファームの試合をするにも支障がありますから・・・
 一方、他球団の戦力外には声をかけても良いと思われる選手がぽつぽついますね。

 投手ではライオンズで戦力外になった中崎が面白いんじゃないでしょうか。そうです。あの「画面から消える」超変則左腕です。交流戦でそこそこ使えていたようにセリーグで左のワンポイントなら結構使えるのでは?少なくとも福地や野川、林より使えそうです。
 野手ではオリックスで戦力外の原拓也はどうか。柳田を戦力外にしましたし、ライオンズの木村は大怪我が完治していませんし、高齢(36歳)です。内野手は補強も補充も必要です。
Posted by リチャード佐々木 at 2016年10月02日 18:15
 リチャード佐々木様、こんばんは。

 そうですね。監督のコメント通り「長くAクラスを続けるチーム」を作っていくためにさらなる戦力強化は必須ですし、またチームがある程度出来上がった後も継続していく必要があると思います。

 戦力外についてですが、数か月しかないオフの間にどれだけの人数を入団させられるかというところから決まってくるでしょう。ですので取りあえずはこれくらいが妥当なのかも?

 内野手、投手の補強は来シーズンのに向けて非常に重要になると思われます。それもできればレギュラークラスが欲しいかな、と。そうなるとやはり外国人補強が手っ取り早いかもしれないですよねえ。

 これは投手も含めてで、できる事ならすべての在籍外国人投手が一軍戦力になる状況まで持っていきたいところ。短いイニングで良いので、三振を取りに行って取れる選手が良いのではないでしょうか。

 いずれにしても、今年の様な失敗は許されません。売り文句を真に受けるのではなく、その実力、適応力、向き不向きを慎重に判断して獲得を決めて欲しいものだと思います。



Posted by 大宗 at 2016年10月03日 19:59
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