2016年10月06日

ベイスターズ雑感 『CSはお祭り』ではダメなのか? (20161006)

 さあ。いよいよ明後日からCSファーストステージが始まりますね。このところ試合がなくて若干の寂しさを感じておりましたが、今年はあともう少し(何試合かは分かりませんが)「勝った」「負けた」で楽しむ事が出来ます。ありがとう、おめでとう、おめでとう、ありがとう。

 そう、この「勝った」「負けた」をレギュラーシーズン後にも楽しめる。個人的には(あくまでも個人的には)それこそが『CSの意義』なのではないかと考えております。

 これは日本シリーズについても同様であの98年、自分としては『日本一』よりも『リーグ優勝』の方が1000倍も10000倍も嬉しく感じました。それはつまり、リーグ優勝は136試合という長い長いシーズンの結果だからですね。無論、私はただ見ているだけの立場ですが、それでも一試合ごとの一喜一憂を積み重ねた先に、胴上げを見る事が出来たわけなので。

 最近、CSの是非についての議論が賑やかですが、そんな天邪鬼(?)な私はそれ自体にあまり意味を感じません。

 なんというんでしょうか。CSを『日本一強いチームを決める』戦いと定義するから、意味がないように思えてしまうのではないか。そんな風に思います。それはあくまでもこの10月という時期に、短期決戦に勝ち残る戦いができるかどうかを争うものであって、それ以上でもそれ以下でもない。私にはそう思えてなりません。

 ですから(現状を考えれば果てしなく可能性は低いですが)もしも、もしもですよ? ベイスターズが勢いに乗って最終的に勝ち残ったとしても(私の考え方では。そして現状を受け止めれば)ベイスターズは決して日本一強いチームなどではないですし、その価値はカープやファイターズの果たしたリーグ優勝に勝るものではありません。

 なので、私にとってのCSはシーズンとは違った、また別の戦いです。誤解を恐れずに言えば『お祭り』と言っても良いでしょう。そしてその『お祭り』に参加するためには、リーグの上位3チームに入らなくてはいけない。そう考えると『CSの意義』そのものが少し違って見えてくるのではないでしょうか。

 ただですね、いくらお祭りとは言っても無論、オールスターとは違った真剣勝負の場であるわけです。ベイスターズのファンとして試合をやるからには、そして真剣勝負であるならば(力は相手の方が上だとしても)やはり勝って欲しい。そしてできる事なら選手達にも『勝ちたい』と思って欲しい。

 昨年までであれば、ベイスターズファンにとってこの時期は既にシーズンオフでした。試合の勝敗ではなく人事や球団経営についての話題で楽しむ、語り合うしかなかったわけですが、今年は違います。繰り返しになりますがあと数試合、勝敗に一喜一憂する事が出来るわけです。

 実はここが大切で『勝敗に意味がない』試合になってしまえば、やはりファン側の熱も違ってくるのは仕方がありません。無論、応援はします。試合の勝ち負けにもこだわります。しかしそれでも、特にベイスターズファンにとって今年の9月と昨年の9月では1勝、1敗の重みがまったく違うものに感じられたのではないでしょうか。

 で、これこそがCSの意義だと、私は思うんですよね。はい、以前から言われている通り『消化試合』を出来得る限り減らすという部分です。できるだけ多くのチームのファンが、一人でも多くのファンが、シーズン最後まで贔屓チームの勝敗に一喜一憂できる。それこそがCSの存在価値だと私は私は思っています。ただ、それを『真の日本一を決める戦い』と定義してしまうと、途端にシステムの不条理が目につくようになってしまいますけれど。

 なので、『CSの是非』というよりは『より盛り上がるCSにするには』という視点での議論が、今後のためには吉なのではないか。そんな風に思います。

 たとえばこんなのどうでしょう?(あくまでも冗談の範囲ですが) レギュラーシーズンが終わったら、まずは日本シリーズを行ってしまいます。先に日本一のチームを決めてしまいましょう。

 で、その裏で両リーグの2位、3位のチームでトーナメントを行います。そしてその勝者と真の日本一のチームが一年の締めくくりに『下剋上シリーズ』を戦うわけですね。別名を『みんなの恨み』(????)トーナメントを勝ち抜いてきたチームは、そのシーズン敗者、11チームの恨みを晴らすべく(?)日本一のチームを倒しにかかる。我々ファンは『日本一チームが敗者代表を返り討ちにする』あるいは『敗者の代表が勝者に一矢を報いる』のを願って応援するわけですね。

 はい、分かってます。まあ戯言ですからなにとぞお許しを。けれど、CSについて議論するにしても、できるだけ前向きな、よりプロ野球全体が盛り上がっていく方向で話し合えたら良いですよねえ。




posted by omune at 23:19| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんばんは。
 いやあ、それでいいんじゃないですか。私CS不要論者ですがそう思います。ただですね、「楽しく遊ぶ」ためにも勝率5割は必須でした。現に「勝率5割に満たないチームがー」と物言いがついております。パリーグでマリーンズが最後、連勝して5割以上になったのでウチだけがとやかく言われるわけです。私はこれが嫌でした。ものすごく、です。もちろん「くだらない形式論」と一蹴しますが、言われること自体が不愉快なのです。来シーズンまでずっと言われますよ。これ。
 三浦に一試合捧げる(三浦を一種神格化するのも気に入りません)ならその前の試合は絶対に勝たなければいけなかったのです。

 「三浦のために日本シリーズに」ということで本当にチームが一丸となるならまあそれもいいでしょうが、私は同調できません。「お涙頂戴」がとことん嫌いなのですね。①巨人には勝ってほしい②しかし、広島には「善戦」がベストで運良く勝つのはあまりいいことがないように思います。
Posted by リチャード佐々木 at 2016年10月06日 23:46
 リチャード佐々木様、こんばんは。

 いよいよ明日からですね。でも、私は仕事で(リアルタイムでは)見られません。心の中で小躍りしながら帰宅できる事を願っております。

 確かに巷では「5割勝っていないくせに」とネタにされていたりしますねえ。まあ本当は『勝率5割』はCS出場の条件ではないわけで、私はまったく気にしてはいません。ちゃんと出場条件を満たしているのだからとやかく言われる筋合いはありませんものね。

 ただ、本文中に似た事を書かせていただきました通り、『143試合を戦った結果としての勝率5割』の価値は非常に大きいと私も思います。ですから、シーズン142試合目は絶対に勝って欲しかった。その点について全く同感です。翌日を三浦に捧げるのなら、あの試合にこそシーズン5割がかかっていたわけですものね。ただし、チームとして『死んでも三浦を勝ち投手にする』という意図があったなら話は別ですが(ただ、その場合は実際にそうして見せなければいけませんでした)



 
Posted by 大宗 at 2016年10月07日 20:22
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