2017年05月24日

ベイスターズ雑感 筒香の凄まじい打球と藤岡の移籍後初勝利に赤飯を炊きたい気分 (20170523)

 夜空を切り裂く様に飛んでいくライナー性の打球。筒香のホームランを(映像でですが)見ていて胸が熱くなりました。私と同じ想いを抱いた方も決して少なくなかったのではないでしょうか。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 中日

 1回のタイムリーの時の歓声も大きかったですが、3回のホームラン以降、球場の雰囲気が明らかに変わりましたね。彼らしい打球の速度と力強さに角度が加わった、我々ファンが開幕から二か月間待ちに待っていた打球でした。

サンスポ 『 筒香、三回の2ランを「完璧です」

デイリー 『 筒香が一発 5試合ぶりスタメン復帰、初回は即タイムリー

 この打球ですが味方チームは勿論、相手チームへの影響も大きかったに違いありません。次に回って来た6回の打席では、相手バッテリーは明らかに気圧された組み立て、投球をしていました。

 結果、フルカウントまでいってから甘く入って来た球をセンターに弾丸ライナー。この打球がまた低角度で打ち出されたにもかかわらず、いつまで経っても落ちてきません。こちらもまたその復調を大いに期待させる打球だったと思います。

 いや、本当に嬉しいのですが、私は疑り深いのでまだ心の底からその復活を確信したわけではありません。明日、明後日の2試合で見事掌を返させてもらいたいと心から、本当に心から願っています。


 さて、その無死二塁からの攻撃が今日は見ていて嬉しさを倍増させてくれました。続く宮崎が内角球を強引に右へ転がして筒香を三進させ、田中浩が前に出てきた内野の頭をライナーで越して貴重な貴重な勝ち越し点を奪取。

 ヒーローインタビューで田中浩が「ああいう形で宮崎がランナーを進めてくれたので」とコメントしていましたが、こういう部分を個々が、当たり前にしてくれる様になると(それを可能にする技術的な部分も含めての話です)勝負所で効いてくる得点がどんどん増えていく事になるでしょう。

 その宮崎ですが1回には外角を右に叩いてのフェンス直撃打、6回にはやはり外角球を今度は左に引っ張ってゴロヒットとその持ち味を存分に発揮してくれました。これで3番ロペスが好調を維持してくれると、今シーズンはじめてクリーンアップが期待値以上の攻撃力を持つ事になるやもしれません。そうなると交流戦での反攻も大いに期待できますね。

 順序が逆になりますが、ことケースバッティングに於いて田中浩は常日頃から非常に目立っています。打率こそ高くはありませんが、それでもケースバイケースで結果への意図をはっきりと感じさせてくれる打撃スタイルを若手は手本にして欲しいところ。一握り以上グリップエンドを余した握りはその象徴と言えるものだと思いますし、格好良さをも感じます。

 前にも何度か書かせていただいた様な記憶があるのですが、ベイスターズで言えば誰もが(野手で言えば)筒香やロペス、梶谷になれるわけじゃないんですよね。では、そうなれない選手には存在価値がないのかといえば絶対にそうではない。

 どんな技術、仕事でもそうだと思うのですが、チームとして目標に向かっていくうえで軸になる仕事、潤滑油になる仕事、オペレーションする仕事、実に様々な役割が組織には存在しているわけで、そのどれか一つでも欠ければゴールにはたどり着かない筈です。

 現在のベイスターズにおいて、脇役のエキスパート達は質量ともに決して足りているわけではありません。そう考えると、彼の獲得というのはフロントのファインプレーだったかもしれませんね。願わくばそのプレー、技術と何よりも『自分の役割に対する誇り、プライド』が少しでも多くの若手に引き継がれていきます様に。

デイリー 『 田中浩が決勝打 移籍後の初お立ち台に「初めまして。横浜で頑張ります」

サンスポ 『 田中浩が加入後初のお立ち台「最高のシチュエーション」


 さらに、今日はついに一軍合流となった下園が代打で出場、見事レフト前に今シーズン初ヒットを放ちました。コールされた時の歓声、やはり凄かったですね。これもまた『代打の切り札』という役割に課せられた大きな仕事の一つですし、それを見事に果たしてみせた下園に心から拍手を送りたいと思います。

サンスポ 『 下園が今季初1軍 「いつ呼ばれてもいい準備はしていました」


 そして攻撃陣の最後は桑原です。2点ビハインドの1回裏に放った2塁打は、相手がバルデスだっただけに大きな意味があったでしょう。少しずつ打球の勢いと思い切りの良さが戻りつつある様に感じますし、その出塁率が上がってきてくれるとチームの得点能力は一気に上昇すると思われます。上述させていただいた通り、クリーンアップが(全員トータルとして)本調子になってくる可能性が高いですから。



 投げる方ですが、濱口はかなり苦しい内容でした。ヒッティングポイントを近くしボールを見極められている感じで、そこにはまってしまってかボールカウントを(元々荒れ球の投手ですが輪をかけて)悪くしてしまうケースが目立ちます。そして結果、痛打を浴びてどんどん点を失っていくというパターンに陥ってしまっています。

サンスポ 『 浜口、本拠地初白星に届かず落胆「非常に悔しい」

 大学出の選手達にとって疲れが出る時期という事ですし、さすがにプロは甘くないという事もあるでしょう。濱口にとってはそう簡単ではない難問にぶち当たっているという感じですが、それでも出来る事なら小さくまとまっていって欲しくないと願います。

 プロですからある基準以上のコントロールが求められるのは当然です。それは例え濱口であっても例外ではないでしょう。しかし、そこにこだわるあまりに己の持ち味、武器を殺してしまうという結末だけは絶対に避けて欲しいですし、是非自分の長所をさらに磨きさらにプラスアルファを加えての進歩を期待します。


 そして、今日は昨年移籍してきてくれた藤岡にベイスターズでの初勝利がつきました。

 昨シーズンの春、実に投手陣が苦しい状況下で入団してきてくれ、8試合連続無失点と好投を見せてくれたのは記憶に新しいところ。その後、酷使がたたったのか肩の故障で抹消となってしまいましたが、あの時期の彼の働きは決してチームのAクラス獲得と無関係ではないでしょう。ですので、この勝利を心から祝福したい気持ちです。おめでとうございます。今後もさらなる活躍を是非!


 という事で最後に――

food_sekihan.png

 いやあ、めでたいめでたい!

(イラストは『 いらすとや 』様からお借りいたしました)




posted by omune at 01:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック