2017年07月10日

ベイスターズ雑感 1、2番の活躍がチーム攻撃力を底上げしている (20170709)

 勝ち越せるのと負け越すので状況が大きく変わるこの3連戦、見事2勝1敗で乗り切ってくれました。

日刊スポーツ 『 中日 対 DeNA

 今日は7点を取ったものの、チャンス自体はそう何度もあったわけではありませんでした。大きな得点機は2度、その2度のチャンスを両方ともものに出来たのが勝利につながりました。

 その最大の貢献者は桑原、石川の1、2番コンビでしょう。まずは3回、威力のある球を散らされて手こずっていた柳からのチャンスメイク。一塁走者桑原がスタートを切って石川がレフトへのヒットを放ちます。この打球で桑原が3塁を陥れます。この好走が続く筒香のセカンドゴロでの野選を呼び込み、そしてロペスの3ランへと繋がっていきました。


 このロペスの3ラン、凄かったですねえ。内角高め、コーナーぎりぎりを狙ったのが少し内側に入ってきましたが、それでも決して甘いとは言えないところ。しかも上述させていただいた通り力感ある柳の直球を見事に芯でつかまえ、レフトスタンドに叩き込みました。

スポーツ報知 『 ロペス、5試合ぶり19号3ラン!

 ここ以外、柳を掴まえたと言えるイニングはありませんでしたから、この一発は本当に価値のあるものになりました。


 話を石川と桑原に戻します。次は7回、1点差まで追い上げられた状態でまずは桑原が値千金の一発。今日は直球ではなく真ん中低めに入って来た変化球を引っ叩きました。

 直球に強いイメージが強く、実際その通りである桑原ですが、この2試合、変化球に対しても見事な対応を見せてくれています。それだけ好調という事なのでしょうが、それでも緩めの球をナゴヤドームのレフト中段に叩き込むパンチ力はやはり素晴らしい。


 そしてこの後、これだけで終わらせず、続く石川が出塁を重ねた事が試合を決定づける得点へと繋がっていきました。外角低めに、ボールコースに逃げていく難しい変化球を拾って見事にレフト左へ、しかも一気に2塁を陥いれる好走塁でした。

 さらにはロペスの打席の時に、キャッチャーが投球をわずかに後ろに逃したのを見逃さず、3塁に進塁。それ自体も大きな価値を持ちますが、これにより一塁走者の筒香も2塁に進塁できた事がこの回の3点目(宮崎のセカンドゴロの間に得点)を呼び込みました。


 『梶谷を7番で自由に打たせる』という目的ばかりが強調報道されていた2番打者変更ですがそれと併せて、2番に石川と田中浩が入る事によるメリットがこのところ非常に目立っています。桑原を加えた三人がそれぞれに好調という事もあるのでしょうが、そのバッティング特性や状況判断打撃などで打順の巡りがスムースになっているという印象を受けます。


 投げる方では久保が久しぶりに(?)らしいピッチングを見せてくれました。変化球をコーナー、コーナーに決め、テンポの良さも相まって4回までは相手打者をきりきり舞いさせていました。

 際どい変化球を見極められ、またファールで粘られた5回に2点を失ってしまいますが、なおも続いた2死2、3塁のピンチにゲレーロを見事三振に切って取ったのはさすがでした。

 この三振、実はそれまでの2打席のコーナーワークが効いてのものだと思います。それまでの2打席、ベイスターズバッテリーはずっとゲレーロの内角高め(最大の弱みですよね)を軸に攻め続けていました。初回は強引にレフト前に持っていかれましたが、それでも(大怪我にはならないだろうという予測をもってでしょうか)その姿勢は変わる事がありません。

 この打席も2球目まではしつこく高めを攻めていきます。そこから一転、3球目、4球目は外角低めにフォークを持っていって連続で空振りを奪いました。

 この攻め方は昨日も行われていたと記憶していますが、今日の久保は流石のコントロールでさらに徹底して相手の弱みを突き続けました。これはおそらくかなり効いていて、久保の降板後、8回の打席でもゲレーロは1球内角を突かれた後、外角の出し入れにまったくついていけていませんでした。

 確かに5回で降板してはしましましたが、そのベテランならではのコントロールはそういう形でもチームに大きな貢献をしてくれたのだと思います。



 という事でなんとしてでも取りたかった試合に見事に勝利する事が出来ました。これでドラゴンズとは4ゲーム差、貯金は3となり、前半戦終了時のAクラスと勝率5割が確定しました。

 まだシーズンの半分強が終わっただけに過ぎませんからそれだけで大喜びするのは早計です。しかし『前半戦終了時5割』という途中目標を見事クリア、それもシーズン当初の苦しい状況を経て達成したという事に意味がないわけもまたありません。

 ただ、明日からは難敵カープ戦が始まります。地力の差を考えれば贅沢かもしれませんが、ここで勝ち越せれば後半戦の戦いにさらなる勢いをつけられるでしょうし、既にカープ関係者から出ているという『ベイスターズが手強い』という印象をさらに強める事が出来るでしょう。今後のペナントレースのために、決して小さくない意味を持つ3連戦になると思います。


 それにはまず明日、ですね。先発の今永に是非ナイスピッチングを見せてもらいましょう、期待しています。

 



posted by omune at 01:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
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