2017年09月04日

ベイスターズ雑感 濵口の粘り強さ、そしてなによりも闘志に感服 (20170903)

 やってくれました。負ければBクラス転落の瀬戸際での最少スコア勝利。よく踏ん張ってくれました。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 巨人

 その立役者となったのはまたもルーキーの濱口でした。いや、もうなんというか見ているこちらの胸が熱くなってくるような素晴らしい、闘志あふれるピッチングでした。

 いつも感じさせることですが、この投手の粘り強さは本当に素晴らしい。今日は投球内容以前にチーム全体が瀬戸際の状況での先発登板。井納が、石田が踏ん張り切れなかったマウンドで、このルーキー投手はチームの連敗を止め、ジャイアンツ戦での久しぶりの勝利をももぎ取り、そしてチームの3位を死守してくれました。なんという気持ちの強さ、なんという底力なのでしょうか。

 いつも捕手の要求通りの所へ行くわけではありません。カウントを悪くする事もあります。しかし、それを上回る闘志あふれる、向かっていく投球がジャイアンツ打者を圧倒したという印象です。そして今シーズンに限らず今後ずっと、おそらく何度も、その闘志でチームを救う、そんななくてはならない存在になっていってくれるのではないか。今日のピッチングを見ていてそんな事を感じました。

 濵口はこれで9勝目。いよいよ二桁勝利に王手をかけました。ここまで来たら何としてでも達成し、そして同時にチームのAクラス死守に貢献してもらいたいと願います。

日刊スポーツ 『 浜口、8回無失点9勝目「強い気持ちで」

サンスポ 『 浜口「今日は絶対勝つ、という気持ちを持って投げました」 』




 一方、攻撃は今日も低調。マイコラスの好投にきりきり舞いさせられる展開となりました。そんななか、チーム唯一の得点を叩きだしたは自慢のクリーンアップではなく、倉本、桑原、柴田のリードオフマンたちでした。

 特に効いたのは先頭打者として出塁した倉本が、桑原のライト前で3塁を陥れた事でしょう。橋本のファンブルの一瞬の隙をそのまま決勝点につなげる好走塁となりました。

 そして柴田です。千歳一隅の好機に見事『今、その時に求められている仕事』をやってみせましたね。身体が小さいにもかかわらず、つかまえたボールはしっかりと強い打球にしてみせる柴田が、まさしくその通りの打撃できっちりと犠牲フライを放ってみせました。おそらく外角に落としていこうというボールが抜けてきたのだと思いますが、それを見逃ず、しっかり外野まで運ぶあたり、また存在感を一回り大きくしてみせました。

サンスポ 『 柴田、八回に均衡破る犠飛「何とか当てて前に飛ばそうと思った」


 勿論『その時に求められる仕事』をしてみせたのは柴田だけではありません。上述の通り、今回先頭打者として出塁し、さらには好走塁を見せた倉本、その出塁をライト前ヒットで1、3塁に広げた桑原の仕事なくしてこの回の得点はなかったでしょう。

 また、柴田は守備でも再三良いところを見せていますし、濵口もまた完璧なバント守備で自らを助けました。また、常に濱口を勇気づけながらリードし、3回の無死1塁でマイコラスの失敗バントをしっかりと2塁封殺につなげた高城も影のヒーローだと思います。



 さあ、今日はこうしてルーキーや伏兵たちの頑張りでなんとか、しかし非常に大きい勝利を掴むことが出来ました。あとは――

 そうです。クリーンアップを打つ3人待ちですね。今日はこの3人に一発どころか、ただの1本のヒットすら出ていません。

 無論、彼らがここまでにチームをどれほど助けてきてくれたか、その活躍あってこその勝率5割以上、Aクラスであるのは間違いありません。しかし、その反面で『今こそ』、残り22試合で1つでも多くの勝ち星をあげなければいけない状況で攻撃の柱となり『打ってみせなければいけない』のもまたクリーンアップ打者の宿命であり、責任です。

 今日の終盤、映像に映し出されるベンチは以前と変わらぬ、いえ、それ以上の熱気に満ちていました。その闘志は良い方向にさえ向けばまた前進する、或は勝利に直結する勢いへと昇華していくでしょう。そしてそのために最も手っ取り早いのは、彼らが打ってチームに勝利をもたらしてみせる事だと(私は)思います。

 今日の勝利によって、Bクラス転落の危機はほんの少しだけ遠ざかりました。この勝利をきっかけとして、あるいは良い転機として、次のカードでは彼らのバットが快音を響かせてくれる事を心から願っています。さあ、ここから。まだまだここからです。




 
posted by omune at 00:16| 東京 ☀| Comment(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする
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