2018年04月20日

ベイスターズ雑感 東のピッチングに惚れ惚れ (20180419)

 移動日を挟んでの2連戦でしたので連敗は食らいたくなかった今日の試合。結果は文字通りの快勝となりました。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 巨人

 これでチームは10勝6敗となり、セントラルで二番目、12球団でも三番目の二桁勝利。昨シーズンは23試合目、10勝11敗2分での達成でした。ちなみに日付で言うと4月28日、今年が19日ですから、試合数共々ずいぶんと早い到達です。

 ちなみに昨年の4月終了時の成績は11勝12敗2分。それを考えても、ここ数年苦しんできた開幕序盤の戦いを今年は見事に乗り越えつつあると言えるでしょう。

 その原動力の一つが主力投手の調整遅れを見事にカバーしてみせた『準主力級投手達』(シーズン前の立ち位置として、です)京山、飯塚、東、そしてバリオスの活躍であるのは間違いありません。そしてその一人、東が今日もまた素晴らしい投球を披露してくれました。


 ジャイアンツは中軸に右打者がずらりと並んでいましたが、彼らに対するコーナーワーク、特に外角低めへの出し入れ、組み立てには本当に惚れ惚れです。

 2回、マギーに対してはストライクゾーン一番遠い所へ直球をずどんと放り込んでみせ、見事な見逃し三振を奪ってみせます。と思えば、中盤以降は切れの良い(外角低め)チェンジアップを軸として(直球が行っているだけに)打者を大いに幻惑。さらには内角を強気に攻めてみせと、終始主導権を握った勝負を見せ続けてくれました。いや、とても新人とは思えない、貫録のピッチングだったと思います。


 8回、同点ランナーが出たところで残念ながら降板となりましたが今シーズン、8回のマウンドに立ったベイスターズ先発投手は今日の東が初めてです。これまでの先発投手の投球イニング数は――


石田:5回→5回→7回

バリオス:4回→6回1/3→6回

京山:5回→5回2/3→5回2/3

飯塚:6回→5回→5回2/3

東:7回→5回1/3→7回1/3




石田:3先発、合計17回

バリオス:3先発、合計16回1/3

京山:3先発、合計16回1/3

飯塚:3先発、合計16回2/3

東:3先発、合計19回2/3


 こうなっていまして、合計に於いても最も長いイニングを投げているのは東です。勿論、前回、今回と早々に打線の援護があったのもあるでしょうが、それを差し引いてもこの小柄な新人投手がいかによく投げてくれているか分かります。


 それにしても東、神里、楠本、宮本と、昨秋のドラフトも例年通り、いやひょっとすると例年以上のプラス効果をチームにもたらしてくれていますね。いや、本当に毎年毎年お見事です。


 攻撃の方では初回、まだ不安定だった吉川を二死からつかまえて大きな3点をもぎ取る事が出来ました。筒香が四球で出た後の連打は圧巻。特に宮崎の実に彼らしい右打ちが、チームに勢いをつけてくれました。8回には今度は引っ張って強烈なライナーで三遊間を抜いてみせてくれましたし、どんどん調子が上がってきている様に感じます。


 それと6番に入った嶺井が、チャンスでよく打ってくれました。1回のヒットは懐を狙った投球が膝上にずれてきたものでしたが、それでも決して簡単なコースではなかったはず。それを力まず綺麗に合わせてセンター前へ。

 力まずと言えば8回の試合を決定づけたタイムリーも同様でした。追い込まれてから、低めの球にしぶとく合わせて投手の足元、さらに前進守備の二遊間をころころっと抜いていくという、派手ではありませんが場面と試合展開を考えればこれ以上ないタイムリーを放ってくれました。今シーズンの嶺井は思い切り振り抜いてみせたと思えば一転こういう嫌らしい打撃をしてみせたりと、昨年までとはひと味もふた味も違う印象を受けます。


 そしてこの8回の攻撃は今シーズンのベイスターズらしく、足を見事に絡めた攻撃でした。一死からロペスが二塁打、宮崎が上述させていただいたヒットで続き一、三塁。ここで宮崎の代走、宮本が初球スティールを仕掛けます。投球が変化球(さらに前進守備?)だったこともあり、捕手大城は2塁に投げる事すらできませんでした。そして直後、前進守備の間を嶺井のゴロが抜けていったわけです。

 先日、神里の盗塁失敗、牽制死が続いた後、少々『足攻』が控えめになっている様に感じていましたが、今日のこの攻撃を見てひと安心した次第。桑原も一つ走ってくれていますし、こうやって相手バッテリーにどんどんプレッシャーをかけ続けていってもらいたいものです。




posted by omune at 01:58| 東京 ☀| Comment(1) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする

2018年04月18日

ベイスターズ雑感 不安定なりによく抑えてくれた飯塚 (20180417)

 うむー、飯塚を勝たせてあげて欲しかったですけどねえ。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 巨人

 前回もそうでしたが、山口にあれだけ落ち着かれて投げられたのでは、やはり苦しくなりますね。なにしろ4回以降は一本のヒットすら打てなかったのですから。

 一方、飯塚も一歩も退くことなく、堂々と渡り合ってくれました。ただ、昨年は雨天中止となってしまった凱旋登板に力が入る面もあったのでしょうか。ストライクゾーンの中に、高く行ってしまう球がかなりあり、またカウントを悪くする場面も目立ちました。

 それでも大崩れしないのは解説の槙原氏、あるいはジャイアンツ小関コーチのコメントしていた『腕の振りの良さ』あたりにあるのでしょうか。また、行き先が不安定だったとはいえ直球、変化球ともに素晴らしい球が数多く行っていたように見えました。

 だからこそ、無死一塁が二死無走者になった直後、ゲレーロに甘く入ったのは痛かったですねえ。確かにインコースを責めてはいたのですが、嶺井の要求からボール2個分くらい内に入ってしまいました。

 また、逆転のきっかけとなった岡本のヒットも、二死無走者から甘く入った球をつかまえられたもの。このあたりが勿体ないと言えば勿体なかったかもしれないですね。

 ただ、そんな不安定気味の投球でありながら、責任回数(今日は5回目途だったそうです)を1失点に抑えきったのは大したもの。先発投手としての仕事をしっかりと果たしてくれました。


 エスコバーはまあ……、そういう事もある投手だと思います。ただ、2回連続で飯塚の勝ちを消してしまいましたねえ。しかし、まだまだシーズンは長いのですから、埋め合わせするチャンスは何度もある筈です。エスコバーのおかげで飯塚に勝ちがついた。そんな更新をさせてもらえるのを楽しみにしています。


 ちなみに飯塚はここで『一旦登録抹消となる方針』(日刊スポーツ)なのだとか? となると来週の同一曜日、24日のカープ三連戦頭に、いよいよウィーランドが復帰してくる流れでしょうか。今日、公式戦がなかった2軍は、JR東日本との試合を行ったそうです。そこでウィーランドが先発していたとの事ですから(内容が分からないのですが)今日投げた結果問題がなければ、そうなる可能性は限りなく高いでしょう。

 ただ、飯塚のこの2軍行きはローテー再構成の日程調整のためであり、またすぐ出番が回って来るのは確かかと。なにしろ28日からGW9連戦が始まりますから。ローテーションの中6日を維持するのなら、ここで一時的に先発7人が必要となってきます。当然ながらどこかで飯塚に出番があるでしょう。そこで是非、今シーズンの初勝利をつかみとってもらいたいところです。



 さて、攻撃の方は上述させていただいた通り中盤以降はすっかり沈黙してしまったわけですが、しかしまあ(繰り返しになりますが)山口にあれだけ落ち着かれて投げられたのでは致し方ないかもしれません。そしてそんな山口がちょっとだけふらふらした3回、2死から集中打で得点を奪えているわけですから、それほど心配はないと(個人的には)楽観しています。

 ちなみに件の2軍戦では久しぶりに梶谷が出場し、いきなりホームランを放っているとか。是非早く調子を上げて一軍に戻って来てほしいものです。彼が6番あたりで期待度売りの数字を残してくれると、打線の破壊力はさらに増してくると思います。



 というわけで連勝はあっさりと止まってしまったわけですが、投手陣は今日も3点に抑えているわけですし、攻撃も決して悪くありません。普通の負け試合であり『無問題』な状況なのではないでしょうか。ただ、できれば明後日、どういう形でも勝利しておきたいところではありますね。




posted by omune at 01:11| 東京 🌁| Comment(0) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする

2018年04月16日

ベイスターズ雑感 今日も打者を引張り回した京山。通用しているからこそ大切に育てて欲しい (20180415)

>帰りの新幹線でうっきうきで試合詳細を確認
 昨日、そう結ばせていただきましたが、ええ、そりゃもう『うっきうき』の帰途となりましたよ。途中からは疲れが出てぐっすりでしたが。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 中日

 それにしても京山は大したものですね。ヒーローインタビューでは「それなり」と言っていましたが、それでも上下左右手前奥に打者を引っ張りまわすピッチングは健在。ドラゴンズ打線を手こずらせてくれました。

 確かに甘く入ったり、抜けたりする球もかなりあった様に思います。が、そういう球でも結果致命的な結果を呼ばないとでも言うのでしょうか。コースが中に入っても高さが低くいったり、危ない高さに行ってもコースはぎりぎりに行ったり。散らしていくピッチングスタイルと相まってなのか、打者はこれをなかなか仕留める事が出来ません。アルモンテの一発は逆に、厳しいコースを見事にしてやられたものでしたし。

 ただ、今日は中盤以降ボールカウントを悪くする場面が多く、どんどん球数が嵩んでいきました。アウト17個を取るのに98球を要してますから、1イニングあたりに換算すると17.29球。やはり少し多いペース。

 ラミレス監督は特に若い投手の球数を重要視(打たれる打たれないではなく)しますが、今日は100球目途だったんですかね。アルモンテに一発を食ったところで、すぱっと交替となりました。コメントによれば最後の方は「下半身が効かなくなっていたのでボール先行になってしまった」との事。このあたりが以前に監督がコメントしていた「彼はまだローテーションを争う立場ではない」というところなのでしょう。

 そういう意味では、チームとしてはあまり無理はさせられでしょうし、させたくないところ。将来の超有力投手候補ですから尚更です。本人はそんな風には考えていないかもしれないですが。


 攻撃においては今日はヒットがどんどんつながっていきました。クリーンアップ全員が打点を上げ、一時期の『お揃い不調』がまるで嘘の様です。

 そんななか個人的には筒香の打球が目を引きました。いよいよ糸を引くようなライナーが飛び始めな、と。個人的には「これぞ筒香」という打球だったように感じます。まるで弾丸の様な打球を次々とスタンドに突き刺す、あるいは外野手の間をぶっこ抜いていく、そんな活躍への期待が膨らみました。


 また、盗塁こそなかったものの、チームとしての走る野球は今日も継続。1回の宮崎の走塁もそうでしたし、無論、5回の得点経過もそう。単純に神里が、大和が桑原がというだけでなく、こういう部分でも意識改革が起きていると言いますか、チーム全体の次塁獲得欲求が増大しているのを感じます。

 で、こういう部分はこの先、波のごとく訪れるだろう(周期は分かりませんが)打撃不調期により大きな力になってくると思います。実際、少し前がそうでしたよね。クリーンアップが目覚め、得点が取れるようになってきたから控えめにするのではなく、だからこそより力を入れていってもらいたいと願います。ひょっとすると、この先のシーズンを戦っていくためのキーポイントになりそうな気がしますので。


 最後になりましたが、今日は得点差が開いた事もあり、締めくくりのマウンドに須田が上がりました。無論、余裕のあるマウンドですから、これで勝ちパターンのリリーバーとして復活と早合点するわけにはいきません。

 しかし、素人目には直球にかなり力感を感じましたし、コーナーにもきっちり行っていたように見えました。今後、どうなるかは勿論分かりません。が、彼が復活してくれるとさらに後ろの厚みが増すことになります。全体の面子を見ても経験豊富な、様々なキャラクター、タイプが揃った、かなりの救援陣が仕上がりつつある、というのは贔屓目が過ぎるでしょうか?




posted by omune at 01:27| 東京 ☁| Comment(2) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする

2018年04月14日

ベイスターズ雑感 バリオスが尻上がりの好投。リリーフ陣も続いてシーズン初の零封勝利 (20180414)

 なんと2時間13分というスピード試合になりました。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 中日

 ジー、バリオス共に好投を見せこちらが5安打、ドラゴンズが6安打という締まった展開でした。加えて、今日は(特にこちらは)走塁死祭りとなりチャンスらしいチャンスが殆どありません。が、こういう時にこそ欲しい『一発』を、主軸の二人が見事に放ってくれました。

 いずれも捕手の要求よりかなり甘く入ってきた球、今日のジーはそうした失投が殆どありませんでしたが、それを完璧につかまえた一撃。それも揃って2死無走者からでした。様々な視点において完璧と言えるホームランだったのではないでしょうか。明日の試合でも華々しい活躍が期待できそうです。


 走塁死についてですが、ここまで失敗知らずだった神里、楠本がしてやられてしまいましたねえ。しかし、神里には臆する事なく、引き続いてどんどん攻撃的な走塁を続けていって欲しいところ。打撃は全打席においてしっかりボールをとらえていましたし、こちらも大いに活躍が期待できそうです。

 楠本の方はボーンヘッド。『叱られてしまうだろうミス』でしたかねえ。それもあってか(不明)攻撃終わりでさっさと桑原に代えられてしまいました。でもまあ、それはそれ。めげる事無くチャンスを掴みとりに行って欲しいと思います。まだヒットが出ていませんけれど、打席数では10をちょっと過ぎた程度。レギュラーで言えば2試合強出場時の数字でしかありません。まだまだこれからでしょう。

追記
 などと書かせていただいたのですが、監督は「ああいうプレーは相手に流れが行くので良くない」と登録抹消を決めたのだとか。うーん、『叱られてしまうだろう』どころでは済みませんでした。あれですね、このあたりあの頃の梶谷や宮崎を思い出しますね。という事で、これはあれですよ、大成の星を持っているという事ですよ。まだまだこれから、復帰を楽しみに待っています。



 で、バリオスです。3回までは球がばらつきいずれも先頭打者を、それも2、3回は四球で簡単に出塁させてしまいました。ベンチで監督に叱られていた(?)みたいですが、やはりこのあたりについてですかね。

 しかし、そこを乗り越えると段々と内容が落ち着き、特に無走者時には実に安定したピッチングを見せてくれました。多彩な変化球に加え、ストレートも素直な球がほとんどないという、その特色を発揮した内容だったのではないでしょうか(相手の攻撃に助けられた部分も有った様に思いますが) それと1回、大島をけん制で刺したのはビッグプレーだったと思います。「え? バリオスが?? 大島を??? 刺した????」と正直、口あんぐりでしたもの(低頭)

 これでバリオスは2勝目。防御率も3を切ってきました。この連勝も元々バリオスから始まったものですし、主力投手不在のここまでの戦いを支えてきた一人であるのは間違いありません。


 さて、明日の横浜は午後から天気が回復してくるとの事。回復速度、タイミングが狂わなければ試合できそうですかね。私はどういうわけかまたまた静岡出張で、ちょうど試合終盤の頃に開放となるでしょう。帰りの新幹線でうっきうきで試合詳細を確認できるのを楽しみに頑張ってまいります。




posted by omune at 21:43| 東京 ☁| Comment(2) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする

ベイスターズ雑感 求めらていただろう責をしっかりと果してくれた石田 (20180413)

 いや、よくひっくり返しましたね。そして、石田も課せられていただろう仕事をきっちりと果してくれました。

日刊スポーツ 『 DeNA 対 中日

 それは無論、試合を壊さないようにしつつイニングを食うという事だったのだろうと思います。山崎康をはじめリリーフ陣は、しかも接戦を続けてきただけに主力の面々が揃って登板過多の状態にありました。それを休ませるためには先発が頑張りが求められるわけで、現在のローテーションにおいては石田がやらなくてはいけない仕事でした。

 で、石田は見事にそれを果たしてくれました。球数もあまり多くなってはいけないわけですし、相手は好調のドラゴンズ打線ですし、そう簡単な事では無かったと思います。あと、ランナーが出るとちょっと中に入ってきてしまうのが勿体なかったですかね。5回のビシエドの一発、3回の四連打あたりはそれをしっかりと狙われた感じでした。

 それでも、確かに5点は取られましたが大崩れする事なく、点を取られた後をきっちりと締めて7回まで投げ切ってくれたのは流石です。ベンチの思惑を概ねクリアする投球を見せてくれたのではないでしょうか。結果、チームは逆転勝利に成功し、今シーズンの初勝利を挙げる事となりました。


 攻撃に於いては今日も足を絡める攻撃が目につきました。試合で3つに及び、またも失敗がゼロだった盗塁も勿論ですが特に3回、倉本のファーストからのタッチアップが効きました。大島の走る方向が送球と逆になるのを見事につきましたね。結果、このイニングは単打2本でそつなく1点を上げる事が出来ました。

 また、8回の逆転劇も(相手のミスに助けられた部分もありますが)足の威力を存分に発揮したもの。今シーズンは手強くなるであろう相手とのシーズン初戦にこうした部分を強く印象付けられたというのは、必ずや今後に効いてくると思います。また、クリーンアップとうまく繋がれば(今日はイマイチでしたが)強烈な破壊力を生み出す事にもなるでしょう。


 個人としては、またも大和が活躍を見せてくれました。今日は打撃の方で目立ってましたね。2本のタイムリーは、いずれも試合展開上とても貴重なものとなりました。数字以上に頼りになる存在になってますねえ。

 それと宮崎です。実に『らしい』ホームランでした。昨日の(スカパー)放送解説だった原氏、きょうの番長と、いずれも『頭がまったく動かない事』を絶賛していました。スロー映像で見ると、確かにそれがはっきりと分かります。またロペスの方も良い打球が飛んでいますから、二人ともこれからどんどん数字を上げてきてくれるのではないでしょうか。そして明日は、また筒香の強烈な打球を見てみたいところです。




posted by omune at 01:17| 東京 ☀| Comment(2) | 野球、スポーツ | 更新情報をチェックする